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著名マッチメーカー ドン・チャージン死す

2018年9月29日 23時08分

 米国西海岸のボクシング興行を支えるマッチメーカー、プロモーターとして活躍したドン・チャージン氏が28日(日本時間29日)カリフォルニア州サンルイス・オビスポの病院で亡くなった。90歳だった。近年ガンとの闘病生活を送っていた。

 同州サンノゼ出身のチャージン氏は若くしてボクシング興行に身を投じ、初期には世界バンタム級王座15度連続防衛を誇るマヌエル・オルティス(米)らを売り出す。

 その後1964年から84年までロサンゼルスの伝説のアリーナ、オリンピック・オーデトリアムのマッチメーカーを務め、毎週開催されたメキシコ系米国人、メキシカンを中心にした興行の黄金時代に貢献した。

 2001年に国際名誉の殿堂入り。第一線を退いた後もロサンゼルス周辺やサクラメントで自身のイベントを挙行。14年からゴールデンボーイ・プロモーションズのアドバイザーとして同社の顧問的な立場にあった。

 数年前に亡くなったローライン夫人とはおしどり夫婦として知られ、二人三脚でボクシング界に寄与した。写真は右がチャージン氏。左はレイジェス社長、中央が故ラファエル・メンドサ。

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