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2018年10月30日火曜日

木村翔に75秒KO勝ち男 王子翔介あす5年半ぶり復帰

 31日後楽園ホールで開催される「DANGAN」の前日計量が都内の日本ボクシングコミッションで行われた。あすは日向野知恵(スパイダー根本)vs成田佑美(姫路木下)の女子日本ミニマム級王座決定戦をメインにした興行。

 4回戦はC級トーナメントを含め7試合予定されているが、フライ級のオープン戦に出場する王子翔介(E&Jカシアス)は実に5年半ぶりの試合、これがプロ2戦目の変わり種だ。しかも前回のデビュー戦は、同じくデビュー戦だったのちの世界チャンピオン木村翔(青木)に初回KO勝ちしているのである。

 木村は9月に田中恒成(畑中)との激闘でWBOフライ級王座を追われるまで、唯一の黒星を喫した相手がこの王子だった。サウスポーの王子(27歳)は諸事情で木村戦後ブランクをつくったが、この間もリングをあきらめたわけではなかった。

 ようやくボクシングに再度打ち込める環境が整い、1年前にジム復帰。今年5月にプロテストを再受験して合格した。「やっとここまで来た。ジムには本当に感謝しています」と王子は言う。

王子「(木村を)さりげなく応援していた」

 木村との試合は75秒決着だったため、「(木村の)強さが分かる前に終わった」というが、敗北から立ち直りチャンピオンへの階段を上った姿を尊敬している。木村の活躍を「さりげなく応援」(王子)しつつ、自分も早くあの舞台に戻りたいと強く意志を抱き続けた。

 待ちに待った復帰戦の相手は臼井春樹(八王子中屋)。「めちゃくちゃ気合いが入っています。焦りはありませんし、身体的にもピークだと思います。相手に恨みはないですけど、ぶっ飛ばしたい。生ぬるい試合をするつもりはありません」。“木村を倒した男”は腕を撫している。