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ラミレスがハートを返り討ち L・ヘビー級転向宣言

2018年12月15日 19時16分

 WBO世界S・ミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ)vs挑戦者1位ジェシー・ハート(米)のタイトル戦が14日(日本時間15日)、米テキサス州コーパスクリスティで行われ、ラミレスが2-0判定勝ち。昨年9月の初戦に続き、ハートを下した。

ラミレス(左)はヒジを痛めながらもV5達成

 初戦はダウンを奪い3-0判定勝ちしたラミレスだが、この再戦は終始、激しいパンチのラリーとなった。前半、顔面、ボディーにアタックを敢行したラミレスに対し、ハートは5回あたりから反撃した。

 試合後ラミレスは8回に左ヒジを負傷したと告白。以後、右腕一本の戦いとなったと語った。気力の勝負となった終盤、ラミレスは最終回、ハートをロープへ送りラッシュ。公式スコアは115-113×2、114-114でラミレスが5度目の防衛に成功した。

 ラミレスは「全ラウンド私が獲った。もしヒジを痛めなかったら、ストップ勝ちできたと思う。次は175(L・ヘビー級)に上がる。ゴズディク(WBC新王者)に挑戦したい」とコメント。

 対するハートは「ヒルベルトは素晴らしい選手だけど私は勝つためにすべてのことを実行した。12ラウンドの彼はグレートだった。でもこちらも同じようにダメージを与えた」とスコアに不満を示した。Photo/SUMIO YAMADA

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