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サーマン2-0判定で復帰 中盤ピンチに遭遇

2019年1月27日 14時17分

 ニューヨーク、バークレイズセンターで26日(日本時間27日)行われたWBAウェルター級“スーパー”王者キース・サーマン(米)vs挑戦者ホセシート・ロペス(米)のタイトルマッチはサーマンが序盤にダウンを奪い12回判定勝ち。22か月ぶりのリングを飾り、防衛を果たした。

 長期ブランクにもかかわらず好調な動きを見せるサーマンは2回、ロペスの出鼻に左を決めてクリーンノックダウンを奪う。以後も優勢に進めるサーマンだが、挑戦者はパンチを食らってもひるまず前進を繰り返す。

 6回、右を返したロペスは7回、左フックを口火に攻勢。ダメージを受けたサーマンは右を食らって大きくのけ反る。その後も何度か天を仰いだサーマンはあわやストップ負けのピンチ。

 しかしサーマンは8回から再び展開をコントロール。それでもロペスは鼻血を流しながら王者を追跡。ディフェンスモードとなったサーマンだが、断続的にヒットを奪うスキルを発揮。ロペスのパンチを空転させ、ポイントにつなげる。最終12回、懸命にプレスをかけるロペスだが、サーマンのステップは最後まで快調。悠々、終了ゴングを聞いた。

 公式スコアはジャッジ一人が113-113のドローだったが、他の2者は115-111、117-109でサーマンを支持した。明白な勝利を収めたとはいえ、ブランクの影響も垣間見せたサーマンには同級“レギュラー”王者マニー・パッキャオとの“統一戦”がクローズアップされる。

 同じリングでWBCフェザー級7位ツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル)が12回、同級3位クラウディオ・マレーロ(ドミニカ共和国)に3-0判定勝ち。スコアは116-111、114-113、115-112でニヤンバヤル。試合はWBCフェザー級挑戦者決定戦として行われた。

 またヘビー級10回戦でIBF5位アダム・コウナッキー(ポーランド=米)が元ランカー、ジェラルド・ワシントン(米)に2回1分9秒TKO勝ち。

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