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尾川堅一あす1年ぶり復帰「もう一度世界王者に」

2019年2月1日 14時30分

 あす2日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」の計量が1日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインの132ポンド契約10回戦に出場する尾川堅一(帝拳)がリミットの59.8キロ、フィリピン・ライト級王者ロルダン・ガルシアが59.5キロをマークしリミットをクリアした。

尾川(左)は「どんなパフォーマンスできるか楽しみ」

 尾川は17年12月、米国でIBF世界S・フェザー級王座決定戦に出場し、テビン・ファーマー(米=現IBF同級王者)に勝利して世界タイトルを獲得した。しかしその後、ドーピング違反が発覚し、ファーマー戦は無効試合となり、王座はく奪、サスペンド処分を受けた。

 処分があけ、13ヵ月ぶりにリングに立つ尾川(22勝17KO1敗1無効試合)は「一度心が折れてどん底まで落ちて投げやりにもなった。家族、ファンの支えでここまで気持ちを持ってくることができた。(周りの人を)悲しませてしまったことはいまでもつらい。それをどうするかといえば、もう一度世界チャンピオンになるしかない」と現在の心境を語る。

 対戦相手のアルデアは12勝6KO6敗1分の中堅選手。尾川は「尾川が戻ってきたというボクシングを見せたい。自分のボクシングをして倒すのが理想」とKO宣言。世界に向かって再び走り始める。

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