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中谷潤人が無傷の18連勝で日本フライ級王座獲得

2019年2月2日 20時01分

 チャンピオンカーニバルの日本フライ級王座決定戦が2日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のセミで行われ、同級1位の中谷潤人(M.T)が同2位の望月直樹(横浜光)に9回23秒TKO勝ち。無敗のまま新チャンピオンとなった。決定戦は前王者、黒田雅之(川崎新田)の王座返上によるもの。

中谷(左)は望月の粘られながらも最後はTKO

 WBC4位、WBO10位にランクされる21歳のサウスポー中谷はスタートから躊躇なし。右ジャブを出しながら、左を内から、外から叩き込み、左ボディや右アッパーを決めて25歳とこちらも若い望月にダメージを与えた。

 初回をしのいだ望月は2回は前に出た。持ち前の瞬発力を生かして中谷の懐に潜り込み、身体を密着させてボディ打ち。低い姿勢で中谷を押し込んで、なんとか流れを引き寄せようと必死だ。

 中谷はもみ合いやロープを背負うシーンが増えたが、左ボディアッパー、距離ができれば多彩な左、右アッパーを打ち込んで優勢はキープ。5回を終わって、49-46×2、50-45でリードした。

 後半になると、奮闘していた望月のプレスが弱まった。中谷は左ストレートに加え、ボディへの左アッパー、顔面への右アッパーがいい。7回、中谷が前に出ると望月が踏ん張って応戦するものの、ヒットするのは中谷のアッパー。望月の顔はかなり腫れ、ダメージも深まった。

 中谷は9回、左ストレートから右アッパーを決めるとさらに前へ。望月はガッツでダウンを拒否したが、主審が試合を止めた。

 中谷は「最初からパンチは当たったけど、望月選手が打たれ強くて、当てていくのに苦労した。日本人選手としてこのタイトルは獲っておきたかった。日本タイトルを獲ったので、世界に向けて努力していきたい」と話した。戦績は18勝13KO。望月は15勝8KO4敗。

江藤は打撃戦を選択して最後はTKO

◇52.6キロ8回戦
江藤光喜(白井・具志堅S)[TKO4回29秒]ロメル・オリベロス(比)

 WBC6位など4団体で世界ランク入りする江藤が登場。初回、オリベロスに攻め込まれ、左フックをもらうシーンもあった江藤だが、ラウンド終盤に右を打ち下ろしてダウンをゲット。さらに左フックで再びオリベロスをキャンバスに転がした。

 オリベロスは2回に反撃。パンチはないが、コンビネーションで江藤に迫り、長身の江藤もこれに付き合って近距離の打撃戦となった。江藤は被弾も多かったが、パワーで押し切り、4回に左フックで再びダウンを奪うと、フィリピン陣営が棄権を申し出た。

 戦績を24勝19KO4敗1分とした江藤は「だらしない試合でした。自分に喝を入れたいです。減量が響いたかな。世界チャンピオンになれると信じてがんばります」。15年11月のカルロス・クアドラス(メキシコ)戦以来の世界挑戦を目指す。オリベロスは9勝1KO5敗1分。

◇フェザー級6回戦
中野幹士(帝拳)[KO1回1分39秒]エカラック・ラップラコーン(タイ)

 東農大で活躍した中野のプロ2戦目。ラップラコーンは中野の相手にはならず、スタートから圧倒した中野が左ストレートをボディに突き刺すと、ラップラコーンがうずくまって悶絶。10カウントとなった。中野は2連続KO勝ち。

李(右)は格下相手ながら今後に期待を抱かせた

アマ62連勝の李健太がKOデビュー

◇S・ライト級6回戦
李健太(帝拳)[TKO1回3分8秒]アピシット・ナムコー(タイ)

 大阪朝鮮高級学校時代にアマチュア記録となる62連勝をマーク、日大でも活躍したアマ102勝10敗の李のB級デビュー戦。

 上背のあるサウスポー李は「あこがれの選手」というWBCバンタム級V12王者の山中慎介ばりに背筋の伸びたきれいな構え。スタートからジャブをビシビシと突き、最後は左ストレートを突き刺すと、ナムコーがゆっくりとダウン。ストップとなった。

 大学ではけがもあり、タイトルに縁がなかった李。プロではもちろん世界チャンピオンを目指す。

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