WBO世界L･ヘビー級タイトルマッチをメインとするトリプル世界タイトルマッチをあす2日（日本時間3日）に控え、試合地の米テキサス州フリスコで前日計量が行われた。世界戦出場選手は全員計量に合格。イベントはトップランクの主催。

◇WBO･L･ヘビー級タイトルマッチ
王者　エレイデル・アルバレス（コロンビア）
挑戦者5位　セルゲイ・コバレフ（ロシア）

　両者は昨年8月に対戦し、アルバレスが大方の予想を覆してコバレフに7回TKO勝ち。第1戦は6回までコバレフがポイントでリードしていた。

　34歳のアルバレス（24勝12KO）、35歳のコバレフ（32勝28KO3敗1分）ともに真価が問われるダイレクトリマッチ。各オッズメーカーはアルバレスやや有利のオッズをつけている。

◇WBOフェザー級タイトルマッチ
王者　オスカル・バルデス（メキシコ）
挑戦者14位　カルミネ・トンマゾーネ（イタリア）

　バルデス（24勝19KO）がスコット・クイッグ（英）戦以来、11ヵ月ぶりのリング。無敗王者バルデスは米国初戦のトンマゾーネ（19勝5KO）相手に強さをアピールしたい。

◇IBF世界ライト級王座決定戦
1位　リチャード・コミー（ガーナ）
3位　イサ・チャニエフ（ロシア）

　強打のコミー（27勝24KO2敗）は16年6月、IBF同級王座決定戦でロバート・イースターJr（米）からダウンを奪いながら2-1判定で惜敗して以来の世界戦。米国初進出のチャニエフ（13勝6KO1敗）は世界初挑戦。Photo:Mikey Williams/Top Rank