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ボクシングルネサンス19 日墨対決の行方は…

2019年2月23日 23時18分

 日本とメキシコのスポ一ツ交流を目的とした「第19回ボクシングルネサンス」が22日(日本時間23日)、メキシコシティの日墨会館大広間で開催され、アマ3試合、プロ6試合が行われた。

 注目の日墨対決は4回戦が2試合。大阪・興国高校出身の清水竜成はメキシコデビュ一戦、相手もデビュ一戦のブライアン・サンチェス。

メキシコ初戦の清水(左)は無念の反則負け

 試合は、ファイタ一方のブライアンが前進して強打をふるい、それを清水が足でかわしてカウンターを取る展開となる。3ラウンドまでヒットポイントで清水がやや有利に戦っていたが、終了間際に偶然のバッティングでブライアンの左目が大きくカットして出血、ドクターストップとなり、清水にとっては無念の反則負けとなった。

江尻(左)は打撃戦の末に判定負け

 昨年12月にメキシコデビュ一した江尻和磨はファイタ一タイプのエステバン・エルナンデスと対戦。筋肉隆々の体を持つエステバンが強打をふるって前進し、江尻はそれを迎え撃っての打撃戦となった。

 エステバンの右のボラ一ド、アッパ一、江尻の右ストレート、左右のボディ打ちと迫力あるパンチの応酬に会場は沸いたが、4ラウンドを終えて3-0の判定でメキシカンの手が上がった。江尻はメキシコで2連敗、後がなくなった。

メインは技術で勝るコルーラ(左)の手が挙がった

 メインは、前メキシコ王者同士が8回戦で対戦する好カ一ド。前フェザー級王者で技巧派で知られるダニエル・コル一ラと、前バンタム級王者でサウスポーのホルヘ・オトカニがS・バンタム級で激突した。

 先日、井上尚弥のスパ一リングパ一トナ一も務めたコル一ラは帰国してすぐの試合。初回から左ジャブ、左ボディ一打ちを交えたコンビネーションブロ一でオトカニに迫る。対するオトカニは、距離を取りながらサウスポースタイルから瞬発力を生かした左ボディ一打ち、アッパ一でコル一ラを脅かす。

 最終回まで、ほぼ同じような試合展開が続き、パンチと精度とコンビネーションの多彩さが評価されたコル一ラが3-0の判定でオトカニを下した。

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