4.26フォーラム シーサケットvsエストラーダⅡ
S・バンタム級統一戦、ローマンvsドヘニーも
2019年2月27日 10時28分
2019年2月26日 21時51分
WBO世界ミニマム級タイトルマッチが26日、後楽園ホールで行われ、挑戦者2位の谷口将隆(ワタナベ)は王者ビック・サルダール(比)に3-0判定負けで、世界タイトル獲得はならなかった。サルダールは初防衛に成功。スコアは118-110、117-111×2。
世界初挑戦の谷口に緊張は感じられなかったものの、スタートは互いに警戒して駆け引きの時間帯。ともにカウンターを狙い、手数の少ない静かな立ち上がりとなった。
3回、サルダールが谷口の打ち終わりに右を合わせ始めると、4回はさらに右、左フックを合わせて優勢。サルダールの右は速くてシャープだ。遠い距離からでも谷口に届く。チャンピオンに少し余裕が出てきたように見えた。
谷口は6回に前に出た。サルダールはこれによく反応し、前がかりになった谷口に右を合わせ、打ったら動くボクシングで対処。谷口は7回、さらにプレスを強め。接近してボディ攻撃を見せる。これは効果があり、谷口の左ボディが何度か王者をとらえた。
勝負は終盤にもつれ込んだが、谷口は前に出てボディ攻撃を見せるものの、王者の動きを詰めるにはいたらない。サルダールがパンチをうまく外しながら、谷口の打ち終わりにパンチを合わせて主導権を渡さない。
11、12回も谷口は先に手を出して動くチャンピオンをつかまえられなかった。技術とキャリアの差を印象付けたサルダールは19勝10KO3敗。
谷口は17年に日本王座、OPBF王座の獲得失敗からはい上がり、昨年11月にWBOアジアパシフィック王座を獲得。今回の世界タイトルマッチにつなげたが、世界初挑戦は失敗に終わった。11勝7KO3敗。
谷口の話「はぐらかされたという思いが強い。もっといけると思ったけど甘かった。最初にボクシングをして、向こうの土俵だったので5ラウンドから戦い方を変えたけど、うまく合わせられた」
サルダールの話「谷口はいいボクサーだったが、すべて想定の範囲内。うまくさばけたし、恐怖を感じることもなかった。すべては自分の計画通りに進んだ」
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