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S・ミドル級王者プラント カネロ戦に乗り気

2020年5月13日 12時43分

 無敗のIBF・S・ミドル級王者カレブ・プラント(米)がPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)ポッドキャストのインタビューで、同級WBA正規王者でミドル級統一王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との対戦を希望した。

2月の防衛戦でV2を達成したプラント(左)

 5月2日、WBO・S・ミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(英)との試合が正式発表間近だったカネロは新型コロナウイルス感染拡大によりすべてが中断。次回リング登場のスケジュールは立っていない。

 プラントにはカネロ陣営から5月2日の試合の対戦候補者としてオファーが届いていた。しかしプラントは2月15日、地元ナッシュビルでの防衛戦(ビンセント・フィーゲンバッツに10回TKO勝ち)から間隔が短かったことで拒否。最終的にサンダースが選ばれる運びだった。

 その時カネロのプロモーター、ゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のオスカー・デラホーヤCEOは「プラントは何を考えているかよくわからない」とイラ立ちを隠せず、オファーを取り消した経緯があった。

 そのシコリがあり、翻意したプラントにGBPが再び交渉のチャンスを与えるか予測できない。プラントは「オファーが届いた時は試合まで9週間しかなかったから、現実的でなかった。私はプロスペクトでもコンテンダーでもない。私のクラスでは最強に近づいているチャンピオン。納得できないオファーに飛びつくことはできない」とプライドをのぞかせている。Photo/SUMIO YAMADA

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