荒川仁人がウクライナ遠征 4.20五輪銀のホープと
2019年3月28日 19時01分
2019年3月28日 11時38分
後楽園ホールで27日行われた「DANGAN」イベントで、5月に行われる日本タイトルマッチに出場する4選手がリングイン。前哨戦とも言える舌戦がなかなか面白かったので紹介しよう。
“新元号初のタイトルマッチ”と紹介された日本フェザー級戦はチャンピオンカーニバルの中でも注目の一戦で、5月1日後楽園ホールでゴングとなる。王者の源大輝(ワタナベ)に対し、言いたい放題だったのは、ただ一人ラフなスタイルにサングラスをかけて登場した挑戦者の阿部麗也(KG大和)だった。
「日本チャンピオンはだれでもなれるポストではない。そういう意味で源チャンピオンをリスペクトしている。けど、ぶっちゃけチャンピオンの器ではないと思う」
「ほんと、5月1日はオレのために祝日になったと思ってます。一番注目されているとチャンピオンは言ってましたけど、オレのおかげで注目されているので、みなさんの期待に応えるように圧倒して勝ちたいと思います」
これには源もイラッときたか、最初は「阿部選手とメインを張れることをうれしく思う」と優等生的発言だったが、最後は「もちろん阿部選手の世界ランク(IBF4位)あっての興行ですが、自分も16勝13KOは伊達じゃない。オレの殺気がこもったパンチを受けてもらいます。オレの拳はそんなに軽くない」と拳を握りしめた。
もう一つのタイトル戦、日本S・バンタム級タイトルマッチ、チャンピオンの田村亮一(JB SPORTS)と元王者の久我勇作は(ワタナベ)は5月18日、墨田区総合体育館で激突する。こちらは田村が辛辣だった。
「複雑な気持ちが多すぎて、全然テンションが上がらない。ずっと(再戦を)断り続け、僕がチャンピオンになったらやっぱり好きですみたいな対応をされても。なんでもいいからベルトがほしいという発想のヤツには負けたくない」
両者は17年7月の日本タイトル戦で対戦し、王者だった久我が田村に判定勝ち。その後の経緯が田村は気に入らないらしい。
これには久我もムッときたか「田村選手は自分がチャンピオンのときに一度防衛戦で勝ってます。複雑な気持ちは一緒です。そのときは判定で勝ったので、次はぶっ倒して勝ちたいと思います」と“ぶっ倒す”に力を込めた。
危険なムードをプンプンと漂わせながらリングから去っていった4選手。熱いバトルを大いに期待させるマイクアピールだった。
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