WBA1位の大沢宏晋が2回KO勝ち、冨田大樹は再起
2019年4月7日 22時35分
2019年4月7日 15時01分
世界4階級制覇を狙う八重樫東(大橋)が8日、後楽園ホール「第67回フェニックスバルト」のメインでS・フライ級10回戦を行う。前日計量が日本ボクシングコミッションで行われ、八重樫が51.8キロ、サハパープ・ブンオップ(タイ)が51.6キロでリミットの52.1キロをクリアした。
八重樫は昨年8月の向井寛史(六島)戦以来、8か月ぶりのリング。試合は“世界前哨戦”と位置づけられているが、「前哨戦という気負いはない。年齢が年齢(36歳)なんで、一つひとつに集中して取り組みたい。自分の力をしっかり出せる試合をしたい」と計量後の取材で答えた。
八重樫自身が「すごく動いている」というように、S・フライ級の世界戦線はなかなか動きが激しい。以下にまとめてみると─。
WBCタイトル戦(4.26アメリカ)
王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)vs挑戦者フアン・フランスシスコ・エストラーダ(メキシコ)
IBFタイトル戦(5.4アメリカ)
王者ジェルウィン・アンカハス(比)vs挑戦者船井龍一(ワタナベ)
WBAタイトル戦(6.1アメリカ)
王者カリド・ヤファイ(英)vs挑戦者ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)
WBO王座決定戦(交渉中)
1位アストン・パリクテ(比)vs2位井岡一翔(reason大貴)
シーサケットはデビュー戦で八重樫に敗れていることもあり、昨秋に対戦オファーがあるなど八重樫に興味を示している。シーサケットが強豪エストラーダに勝利すれば、このカードが実現する下地は十分にある。
また、JBCライセンスを再取得し、日本での試合が可能になった井岡はパリクテとのWBO王座決定戦が濃厚となっている。
八重樫は12年にWBA・WBCミニマム級王座統一戦で井岡に敗れており、「もちろん借りは返したい」。井岡がベルトを獲得すれば、対戦を望む声がファンから上がりそうだ。
いずれにしてもあすの試合の勝利しなければ始まらない八重樫。「会長がどこかで勝負をかけてくれると思う。自分は信じてやるだけ」と自らに言い聞かせた。
セミに予定されていた、日本S・ライト級7位の平岡アンディ(大橋)とアトチャリヤ・ウィロジャナスノボン(タイ)の全勝対決は、タイ人選手が来日できず中止となった。
これにより元日本S・フェザー級王者王者、岡田誠一(大橋)と中川兼玄(三迫)の同級8回戦がセミに昇格。ほかに大橋ジムのホープ桑原拓、2度目の世界挑戦を目指す松本亮、元アマ全日本王者の中澤奨が8回戦でインドネシア選手と対戦する。
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