東日本3月のMVPは三代大訓 敢闘賞は加藤収二
2019年4月8日 19時56分
2019年4月7日 22時35分
ミツキ(堺東ミツキから名称変更)ジム主催の「第15回強拳」は7日、大阪・堺市の産業振興センターで開かれた。メインのL・フライ級8回戦は、日本ミニマム級6位、冨田大樹(ミツキ)がジェフリー・ガレロ(フィリピン)に3回KO勝ちした。
セミのS・フェザー級10回戦は、WBA世界フェザー級1位にランクされる大沢宏晋(オール=ロマンサジャパンから名称変更)がインドネシア選手を2回KOで破り、再度世界へ挑む決意を示した。
また、元WBC、WBO女子フライ級王者の好川菜々(ミツキ)の引退式が行われた。堺市内でディアマンテボクシングジムを開設して後進の指導に励む好川は「アマチュアで14年、プロで4年、100戦を超える試合をしてきました。今後は女子の試合を盛り上げていきたい」とあいさつ、惜別のテンカウントを聞いた。
◇L・フライ級8回戦
冨田大樹(ミツキ)[KO3回1分4秒]ジェフリー・ガレロ(フィリピン)
昨年9月、小浦翼(E&Jカシアス)の持つOPBFミニマム級王座に挑戦したものの大差の判定で敗れて初黒星を喫した21歳・冨田の再起戦。
ガレロは15年にWBC世界ミニマム級王者、ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に挑戦経験はあるが、その後小浦翼、春口直也ら日本人選手に4連敗している。ジャブを丁寧に突いた冨田は、ガレロのフックを警戒しながらも足を使った。
3回、ガレロが入ってくるところに右ストレートをアゴに決めると、ダウンしたガレロはそのまま立てなかった。13勝5KO1敗とした冨田は「負けて落ち込んだが、立ち直ってボクシングが楽しくなった。みんなに支えられて、もう一度タイトルを目指します」と再チャレンジを誓った。
◇S・フェザー級10回戦
大沢宏晋(オール)[KO2回50秒]アーマド・ラヒザブ(インドネシア)
WBAランキング1位になり、3年ぶりの世界再挑戦が現実味を帯びてきた大沢は開始から長身のラヒザブを追い回した。
インドネシア・フェザー級4位のラヒザブは打ち終わりにロングフックを放ってくるが、大沢はバックステップで軽々と交わし、2回にコーナーに詰めると、角度ある左フックをヒットした。このパンチでラヒザブの口元が裂けて、そのままカウントアウト。
リング上で大沢は「この1、2年のスランプから抜け出すことができた。新しい令和の時代に世界チャンピオンになれるよう、素直と感謝の気持ちを忘れずにがんばります」と語った。大沢は35勝21KO5敗4分。
◇S・バンタム級8回戦
渡部大介(ワタナベ)[TKO7回42秒]此村勇(ミツキ)
2024年11月5日 7時17分
2024年11月3日 20時12分
2024年11月3日 19時52分
2024年11月3日 10時09分
2024年11月3日 6時28分
2024年11月3日 6時19分