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井上尚弥vsロドリゲスの勝者とファイナル

ドネアが6回KO勝ち WBSSバンタム級決勝進出 
井上尚弥vsロドリゲスの勝者とファイナル

2019年4月28日 15時47分

 ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝が27日(日本時間28日)、米ルイジアナ州ラファイエットで行われ、WBAスーパー王者のノニト・ドネア(比)がWBA5位ステフォン・ヤング(米)に6回2分37秒KO勝ちした。

ドネア(左)は得意の左フックでヤングを下した

 試合直前にけがで欠場となったWBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)の代役、サウスポーのヤングと対戦したドネアは7回、右ボディから左フックを顔面に決めてフィニッシュした。

 ドネアは「ステフォンは手ごわかった」と相手をたたえながらも、ベテランらしくチャンスを逃さない勝負強さで予想通りの勝利を収めた。ドネアは40勝26KO5敗。ヤングは18勝7KO2敗3分

井上が来月の準決勝に勝てばドネアと決勝だ

 準決勝のもう1試合は5月18日、英グラスゴーでWBA正規王者の井上尚弥(大橋)とIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の間で争われる。

 ひと足先に決勝進出を決めた5階級制覇王者ドネアは、決勝の対戦相手を問われ「2人ともすごい選手。ただ、私は日本が好きでナオヤをリスペクトしているので、対戦できたら素晴らしい」と話した。

2014年11月、ナルバエス前の井上をドネアが激励した

S・ライト級はプログレイスが勝利

 同じリングで行われたWBSS・S・ライト級準決勝は、WBCダイヤモンド王者のレジス・プログレイス(米)がWBA王者キリル・レリク(ベラルーシ)に6回1分36秒TKO勝ち、WBA王座を吸収した。

プログレイスは初回ダウンを奪った

 プログレイスは24勝20KOで無敗をキープ。昨年10月、横浜アリーナでWBSS初戦を突破したレリクは無念。戦績は23勝19KO3敗。

 もう一つの準決勝は井上vsロドリゲスと同じグラスゴーのリングで、IBF王者イバン・バレンチェク(ベラルーシ)とジョシュ・テイラー(英)が対戦する。Photos/SUMIO YAMADA

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