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ジョシュアの相手にアンディ・ルイス ミラーの代役

2019年5月2日 10時13分

 ヘビー級3冠(WBA“スーパー”、IBF、WBO)統一王者アンソニー・ジョシュア(英)の米国デビュー戦の相手にアンディ・ルイスJr(米)が抜擢された。試合は発表された通り6月1日ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われる。ジョシュアは当初、上位コンテンダーのジャーレル・ミラー(米)と対戦する予定だったが、4月中旬、薬物検査でミラーから違反物質が検出され、ライセンス発行と出場停止処分を通達されている。

ジョシュアは米国デビュー戦でどんな試合を見せるか

 代役を務めるルイスはこれまで32勝21KO1敗。16年12月、敵地でジョセフ・パーカー(ニュージーランド)とWBOヘビー級王座を争い0-2判定負け。以後3度リングに上がり3勝2KO。最新試合は4月20日、米カーソンで元ランカーのアレクサンデル・ディミトレンコ(ロシア)に5回終了TKO勝ち(カリフォルニア州ルールで5回3分KO勝ち)。

 以前はメキシコのメヒカリ生まれと報道されたが、実際は国境をはさんだ米国のインペリアル出身の29歳。ただしアマチュア当時はメキシコの強化選手に選ばれた経歴もある。

「ぞくぞくする気持ち。でもハッピーな緊張感に浸っている。番狂わせを起こして歴史を変えてみせる」とルイスはチャンスをゲットした胸中を明かす。

 デビュー当時は300ポンド近い体重の巨漢だったが、最近は260ポンド(約118キロ)前後でリングに上がる。体重のわりに動きな俊敏で、ミラーほどの威圧感はないが、パワーも秘める。最新試合からPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約し再浮上を狙う。

 ようやく新たな挑戦者が決まったジョシュアは「ルイスは(対戦候補に挙がった)ルイス・オルティスやマヌエル・チャーと遜色ない選手。トレーニングに集中する」とコメント。またWBAがミラーに下した6ヵ月のサスペンド期間に関して「処分が甘すぎる」と批判している。

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