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船井龍一が7回TKO負け 勝負かけるも最後ストップ

2019年5月5日 12時00分

 IBF世界S・フライ級タイトルマッチが4日(日本時間5日)、米カリフォルニア州ストックトンのストックトン・アリーナで行われ、挑戦者1位の船井龍一(ワタナベ)は王者ジェルウィン・アンカハス(比)に7回1秒TKO負け。世界初挑戦は実らなかった。

船井は序盤からアンカハスの右フックを被弾した

 船井の初海外、世界初挑戦は1万2000人の観衆に見守られた。初回からアンカハスが左ストレート、右フックで迫ったが、船井も臆せず右を打ち込み、緊張感のある立ち上がりとなった。

 船井は2回終盤にアンカハスの左を浴びながら、3回にさらにプレスを強めて勝負。船井はリスクを冒し、打ち合いでチャンピオンに迫る。被弾はあるものの右、ボディ攻めも絡めてアンカハスを下がらせ、終盤にいい右を決めた。

 船井がいい形になりかけたと思われたが、4回、アンカハスの左強打が炸裂すると、船井の体がグラリ。アンカハスはビッグパンチをブンブン振り回し、船井は鼻血を流しながらもこのラウンドをしのいだ。

 5回開始早々、船井にドクターチェックが入る。この回は両者ともにアクションが少なく、船井は6回に再びチャージ。しかしアンカハスの左、右フックをコンスタントに浴びて苦しい。ゴング間際に左を浴びてバランスを崩した。

 7回の開始時、再びドクターチェックが入り、船井は試合続行をアピールしたが、無念のストップとなった。

 7度目の防衛に成功したアンカハスは31勝21KO1敗2分。「船井は日本人の強いハートを見せた。私のハードパンチが効いていたのにまだ立っていた。リスペクトする」とコメントした。船井31勝22KO8敗。Photos/SUMIO YAMADA

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