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小國以載あす“世界前哨戦”も「正直厳しい…」発言

2019年5月7日 14時45分

 元IBF世界S・バンタム級チャンピオンの小國以載(角海老宝石)があす後楽園ホール「SLUGFEST」のメインで“世界前哨戦”に挑む。日本ボクシングコミッションで行われた前日計量で、現WBA同級4位の小國はリミットの55.3キロ、IBFバンタム級5位スックプラサード・ポンピタック(タイ)は54.9キロで合格した。

あすのメイン、小國(左)とスックプラサード

 17年9月の世界王座陥落、右手首の手術をへて昨年12月の復帰戦に勝利した小國。復帰2戦目で“世界前哨戦”は悪くない再起ロードだが、この日の計量後は「今回は正直厳しいと思っている。前回のような試合内容だと100パーセントKO負けですね」といきなり弱気な発言が飛び出した。

 いつもの小國節といってしまえばそれまでだが、「前回の試合では足が動いていないし、反応も悪かった。(いまでも)世界戦のときの体に戻っているか自信がない」「スパーでもいらないパンチをもらっていた」とまたまた弱音。自身の調整ぶりに確信が持ちきれないのだという。

 加えてスックプラサード(22勝14KO9敗)が強打者であることも不安材料になっている。スックプラサードは日本で2戦して、日本王者になる前の久我勇作(ワタナベ)に5回TKO負け、田中一樹(グリーンツダ)に0-2判定負けしているが、小國は久我から「ビックリするくらいパンチがある」との情報を得ているのだ。

 とはいえ、「昔みたいに動ければ負ける相手ではない。こういうタイプにしっかり勝ってこそ、世界と言えると思う」と前向きな発言も。強打者を空転させる小國の真骨頂をみてせほしいものだ。

フライ級の実力者、粉川(左)は渡邉と移籍第1戦

 セミには元日本フライ級王者の粉川拓也(角海老宝石)が登場。ジム移籍第1戦で渡邉秀行(Reason郡山)とフライ級8回戦。また前日本フェザー級王者の大橋健典(角海老宝石)が若林駿(K&W)と同級8回戦を行う。

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