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福原辰弥は8回負傷判定負け ワンヘン53連勝

2019年5月31日 18時14分

 WBC世界ミニマム級タイトルマッチが31日、タイのチャチュンサオで行われ、元WBO同級王者で挑戦者4位の福原辰弥(本田フィットネス)は王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)に8回2分35秒負傷判定負け。王座返り咲きはならなかった。スコアは79-72、78-74×2。

福原(右)は手数を出してくらいついたが及ばず

 両者は17年11月以来のリマッチ。前回判定負けのサウスポー福原は雪辱に燃えて積極的スタートを切ったかに見えたが、2回に左目上部をカットしてしまう。序盤は接戦ながらワンヘンが右を当ててやや優勢か。

 中盤もワンヘンがペースを握り、迎えた8回、ワンヘンが偶然のバッティングで右目上部をカットすると、これで試合続行不可能となり、試合が終わった。ワンヘンの傷が浅いように見え、日本側からはストップが早いのではないかと疑問の声も上がった。

 ワンヘンは11度目の防衛成功で、デビュー以来の連勝を53(18KO)に伸ばした。福原は21勝7KO7敗6分。日本人選手のタイでの世界戦はこれで通算24敗1分。暫定戦では13年に江藤光喜(白井・具志堅S)がWBA王座を獲得している。Photos/SUMIO YAMADA

■ミニマム級世界王者
WBA ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)
WBC ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)
IBF ディージャイ・クリエル(南ア)
WBO ビック・サルダール(比)

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