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6.19初防衛戦は「圧倒して勝つ」

【動画あり】京口紘人がS・バンタム級並みパンチ力 
6.19初防衛戦は「圧倒して勝つ」

2019年6月12日 19時00分

 WBA世界L・フライ級スーパー王者、京口紘人(ワタナベ)が初防衛戦まで1週間となった12日、東京・五反田のジムでメディアに練習を公開した。京口は19日、幕張メッセ・イベントホールで挑戦者10位タナワット・ナコーン(タイ=サタンムアンレック・CPフレッシュマート)を迎える。

今回の京口は右の威力が抜群だ

「格下と言われている相手(戦績は11勝5KO無敗)なので圧倒して勝つ」。その言葉を裏付けるように、京口はこの日、同門の元OPBFフライ級王者、中山佳祐とのスパーリングで圧倒的な力を披露した。

 得意の左フックや左アッパーはさることながら、この日は相手がサウスポーということもあり、強烈な右ストレートを何度もヒット。現時点で7キロほど京口よりも重い中山は「ミニマム級のときとは全然違う。バンタム級かS・バンタム級くらいのパンチ力がある」と舌を巻いた。

 京口の気持ちを駆り立てているのは、飽くなき向上心だ。昨年暮れにヘッキー・ブドラー(南ア)をTKOで下して2階級制覇を達成したものの、「あれだけやっても世間的には認知されていない」というのが現状。今回もテレビの生中継はメインの井岡一翔(Reason大貴)だけだ。

 ゆえに京口は「ただ強いだけでは人はひきつけられない。京口にしかできない面白いボクシングをしたい」。アッパーをフィニッシュブローとして磨くなど、独自の攻撃的なスタイルを模索してきた。「京口の試合が見たい!」というファンを一人でも増やすべく、初防衛戦は文句なしのパフォーマンスで勝利するつもりだ。

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