小原佳太がTKO勝ち IBF挑戦者決定戦敗北から再起
2019年6月13日 21時10分
2019年6月13日 20時50分
日本ミニマム級タイトルマッチが13日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のセミで行われ、チャンピオンの田中教仁(三迫)が挑戦者8位の春口直也(橋口)に3-0判定勝ち。初防衛に成功した。スコアは97-92×2、96-93。
両者は17年5月に春口の地元、鹿児島で対戦し、上背のある春口が2度のダウンを喫したものの追い上げて2-0判定勝ち。田中の初防衛戦はリベンジマッチとなった。
後楽園ホール初登場の春口がワンツーで攻め、田中がこれを迎え撃つ展開。田中は固いガードで春口のパンチをブロックし、単発ながら右をヒット。手数は少なかったものの、4回にピッチを上げると、5回に右を決めて春口からダウンを奪った。5回終了時の採点は50-44、49-45×2で王者がリードした。
後半は劣勢の橋口が攻め、田中はこれをしのぎながら試合を組み立てるが、橋口が前に出て盛り返してきた印象だ。迎えた9回、橋口の右が決まって、田中がたたらを踏んで後退。一気に会場が盛り上がったが、ここは田中が何とかしのいだ。
橋口は最終回も攻めたが、スタミナは限界。田中が苦しみながらも逃げ切った。田中は19勝10KO7敗。春口は15勝6KO11敗。
◇S・フェザー級8回戦
木村吉光(白井・具志堅S)[TKO5回2分53秒]ジュール・ビクトリアノ(比)
日本S・フェザー級7位の木村は初回、ビクトリアノの右をもらい腰が砕ける。ここを脚を使ってなんとか追撃をしのぐと、2回に右ストレート、左フックで押され気味の状態から、右を炸裂させてビクトリアノをキャンバスへ送った。しかし3回、今度はビクトリアノの右アッパーで木村がキャンバスに転がった。
木村はこのピンチをしのぐと4回にプレスを強めた。フィジカルの強さはを前面に押し出していくと、ビクトリアノがペースダウン。木村は5回に左アッパーを効かせ、追撃でダウンを奪うとストップ勝ちを呼び込んだ。木村は12勝7KO1敗。ビクトリアノは9勝6KO2敗。
◇L・フライ級5回戦(DANGAN-B級トーナメント)
堀川龍(三迫)[TKO3回2分4秒]石本純(ワタナベ)
栃木・作新学院高で昨年のインターハイL・フライ級を制した堀川(アマ37勝8敗)のB級デビュー戦。初回、サウスポー石本の左をもらって一瞬腰が落ちたが、その後はよく動きながら次々とパンチを打ち込んでいった。3回に堀川が連打を決めたところでタオル投入。石本は5勝3KO7敗1分。
次戦は日程未定ながら奈良・王寺工高で高校3冠を達成、芦屋大からプロ入りしてでデビュー2連勝(2KO)の中嶋憂輝(角海老宝石)と拳を交える。
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