【動画あり】パリクテ強打は本物 井岡撃破に自信
2019年6月16日 15時56分
2019年6月16日 10時41分
ラトビア・リガのアリーナ・リガで15日(日本時間16日)行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)クルーザー級セカンドシーズン準決勝はいずれもKO決着。決勝のカードはマイリス・ブリーディス(ラトビア)vsユニエル・ドルティコス(キューバ)となった。
地元のブリーディスがWBO王者クリストフ・グロワスキ(ポーランド)に挑んだ一戦は2回、ブリーディスの左ヒジでグロワスキがうつ伏せにダウン。ロバート・バード主審はラトビア人に減点1を科す。
再開後、ブリーディスの左右でグロワスキは前のめりに倒れる。カウント後、ブリーディスの追撃の最中ラウンド終了ゴングが打ち鳴らされたように見えたが主審は気づかず続行。ブリーディスの右でポーランド人は2度目のダウンを喫する。
グロワスキが起き上がったところでゴング。グロワスキのセコンドは激しくバード主審に詰め寄ったが、そのまま続行。3回開始早々、ラトビア人の右でグロワスキはリング中央に倒れるとストップがかかった。
KOタイムは27秒。ブリーディスは26勝19KO1敗。グロワスキは31勝19KO2敗。なお当初争われる予定だった空位のWBC王座はWBCが承認を撤回し、WBO王座のみがかけられた。
もう一つの準決勝は試合前、統一王者だったオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が最後に保持したIBF王座を返上したため、IBFクルーザー級正規王座決定戦として行われた。試合は6回、ヘッドバットが起こりドルティコスは右マブタをカット。相手のアンドリュー・タビチ(米)に減点1が科される。
10回、強打者ドルティコスの右が爆発。チンに食らったタビチは背中から沈み、2分33秒ドルティコスのKO勝ちとなった。ドルティコスは24勝22KO1敗。タビチは17勝13KO1敗。
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