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【動画あり】パリクテ強打は本物 井岡撃破に自信

2019年6月16日 15時56分

 WBO世界S・フライ級王座決定戦(19日・千葉幕張メッセ)で同級2位井岡一翔(井岡)と戦う同1位のアストン・パリクテ(比)が16日、都内のワタナベジムで練習を公開した。

強弱をつけながらのミット打ちには迫力があった

 ヘッドフォン姿で現れたパリクテは時に笑顔をのぞかせるなど、そこまでピリピリした雰囲気でもなかった。「小さい頃から夢を見てきた」という世界王座獲得に意欲満々で、現在116ポンド(52.61キロ。S・フライ級リミットは115ポンド)という減量も含め、コンディションは好調そうだ。

 練習に先立つ会見では173センチの上背を生かすことは当然として、「いろいろな種類のパンチがあって、どんなシチュエーションでも当てられます」と、その強打を井岡にヒットする自信をアピールした。

 この日はトレーナーのロデル・マヨール(元世界王者)とのミット打ち、そしてサンドバッグ打ちを披露。打ち返しのタイミングで放つ左右のロングやアッパーは、井岡とてもらいたくはないだろうパンチだった。こうして見る限り、強打のほどは喧伝されるとおりの代物だ。

 75パーセントのKO率(25勝21KO2敗1分)を誇るパリクテは、昨年9月にドニー・ニエテス(比)と引き分けて以来の世界挑戦。そのニエテスに際どく負けたのが井岡となるが、パリクテ自身は「(比国人同士となるニエテスよりも)井岡と戦うほうがいいね」と語っていた。

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