WBCミドル級王者チャーロ兄は凱旋防衛戦
標的カネロ戦へのアピールなるか
2019年6月29日 10時45分
2019年6月29日 10時41分
明日29日(日本時間30日)米ロードアイランド州プロビデンスのダンキン・ドーナッツ・センターでゴングが鳴るダブル世界タイトルマッチの計量が28日行われ、出場4選手は無事合格した。メインイベントのWBOミドル級戦は王者デメトゥリアス・アンドラーデ(米)が159.9ポンド(72.53キロ)、挑戦者2位マチェック・スレッキ(ポーランド)が159.5ポンド(72.35キロ)でリミット160ポンドをパスした。
元WBO・S・ウェルター級王者でミドル級王座は2度目の防衛戦となるアンドラーデ(27勝17KO無敗)は1月、ロシア人選手に最終回TKO勝ちでV1成功。勝てばカネロ・アルバレスとの4ベルト統一戦へ前進するだけに気合が入っている。
相手のスレッキ(28勝11KO1敗)は5月、カネロと対戦した前IBF王者ダニエル・ジェイコブスに昨年、判定負け。しかし元S・ウェルター級王者ジャック・クルカイらを下しており実力は侮れないものがある。こちらもアップセットを起こしてカネロあるいはGGGとの対戦を目指す。
同じリングで行われるWBA・S・フライ級戦は5度目の防衛戦となる王者カリド・ヤファイ(英)、挑戦者1位ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ共和国)とも114.5ポンド(51.94キロ)でリミット115ポンドをクリアした。
S・フライ級王者ヤファイはV5戦
同級WBO新王者、井岡一翔(Reason大貴)の統一戦のターゲットの一人でもあるヤファイは前回、メキシコ人選手を相手に防衛を果たしたが、不本意な出来で反省しきり。指名挑戦者ヒメネスを相手にどんなパフォーマンスを見せるか注目される。
ヒメネスは14年の大みそかWBA王者だった河野公平に挑みドローと健闘。以後9連勝して2度目の世界挑戦が実現した。
アンドラーデの地元で開催されるイベント。プロモーターはマッチルーム・ボクシング。スポーツ動画配信サービスのDAZNが全米に中継する。Photo by Ed Mulholland
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