西日本新人王準決勝 前田稔輝、津川龍也ら決勝へ
2019年7月14日 0時03分
2019年7月13日 14時08分
WBC世界L・フライ級王座の6度目の防衛に成功した拳四朗(BMB)が試合から一夜明けた13日、大阪市内のホテルで記者会見。試合を振り返るとともに、今後の抱負を語った。
4回に右で指名挑戦者ジョナサン・タコニン(比)を沈めた拳四朗は「無事KOで勝ててほっとしている。気持ち的にもスッキリしている。ミット打ち通りの技が出た」と自画自賛。世界戦では初となる関西での凱旋試合で「強いところを見せられたと思う」と振り返った。
スタートはうまく距離をキープできない時間帯もあり、タコニングに接近されて被弾したことは反省点だが、「冷静に対処できたと思う」とここも前向きにとらえた。
これで6度の防衛となり、「自分のボクシングを確立してきた。組み立てもできてきたし、考えてできるようになってきたので、成長していると思う」とさらに自信は増した様子だ。
目標は元WBA世界L・フライ級王者、具志堅用高が打ち立てた金字塔のV13で、連続防衛記録を目指しながら、その間に統一戦を入れていきたい、というのが寺地親子の考えだ。
WBAスーパー王者、京口紘人(ワタナベ)との試合がクローズアップされる中、他団体王者の試合はほとんど見ないという拳四朗は「(他団体王者なら)だれでもいい。なんなら順番にやっていってもいい」とやる気満々。L・フライ級王者“ナンバーワン”の自信を感じさせた。
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