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中日本新人王決定 MVPはフライ級の中村淳希

2019年8月4日 19時32分

 4日、愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールにて中日本新人王決勝が行われ、各階級の新人王が決定し、以下の選手が三賞に選ばれた。

中日本新人王を獲得した選手たち

MVP 中村淳希(市野)フライ級
技能賞 阿部史也(タキザワ)S・バンタム級
敢闘賞 藤田裕崇(名古屋大橋)S・ライト級

 ライト級の松岡蓮(浜松堀内)と能嶋宏弥(薬師寺)は相手の棄権により中日本新人王を獲得した。

 各階級の新人王は9月15日、同会場にて行われる西部日本新人王との対抗戦を戦い、勝者が西日本新人王決定戦へと進出する。

 また、メインでは行われたフライ級8回戦、村上勝也(薬師寺)と冨田真(HEIWA)の今年3月からのダイレクトリマッチは、三者一致の判定(79-73)で、村上が返り討ちを果たした。

■中日本新人王各階級決勝(4回戦)
◇ミニマム級
丁野拓海(中日)[TKO2回1分57秒]大畑龍世(伊豆)
 大畑はよく動いていたが、丁野は左右ボディで削り、パワフルな左フックを返す。2回、丁野が左フックでダウンを奪うと、再開後の左右フック連打で大畑コーナーからタオルが投入された。

◇L・フライ級
田中蓮志(トコナメ)[KO1回2分26秒]中村潔(ARITOMI)
 拳を顎の横に置き、愚直に前へと歩を進める中村に対して、田中は動きながらアッパー、フックと多彩にパンチをコネクトする。田中が右ストレートで中村をロープに飛ばしてまとめに入るとレフェリーが割って入った。

◇フライ級
中村淳希(市野)[KO1回2分23秒]小坂大地(ARITOMI)
 昨年4月、中村のデビュー戦の相手を務めた小坂がリベンジと初勝利を目指し果敢に前に出るが、中村は冷静に合わせる。最後はリング中央、中村のドンピシャの右カウンターで小坂は前から崩れ落ち、カウントアウトされた。

◇S・フライ級
原彪真(中日)[引き分け1-0(40-36、38-38×2]永冶悟志(薬師寺)
※優勢点により原が次戦進出
 開始からお互いにシャープなパンチを交換する。左右ストレート系のパンチが冴える永冶。しかし原も大きな左フックで迫る。3回、コーナーへと追った原が左ボディフックから返しの右オーバーハンドをヒットする見せ場を作ったが、永冶はまったく表情を変えずに応戦。両者の足、手数が最後まで止まらない好試合となった。

◇バンタム級
木村天汰郎(駿河男児)[2-1(39-37、40-36、37-40)]テルのび太(緑)
 積極的に前に出て中でボクシングがしたい昨年の中日本フェザー級新人王のテルに対し、木村は右ストレートで迎え撃つ。2回以降の木村は、つっかい棒のように細かく伸ばした左とステップで、テルの前進を阻み続けた。

◇S・バンタム級
阿部史也(タキザワ)[3-0(40-36、39-36×2)]中村龍明(市野)
 初回、リング中央でのパンチ交換で、阿部が右フックを当てて中村から先制のダウンを奪った。打ち合うと阿部の左がよく当たる。3回、再びリング中央での打撃戦は中村が左を引っかけて阿部を倒したが裁定はスリップ。最終回開始早々の打ち合いで、今度は阿部の拳がヒットして倒したようにも見えたがレフェリーのジャッジはこれもスリップだった。

◇フェザー級
三輪珠輝(名古屋大橋)[2-1(38-37×2、37-38)]伊藤敏(蟹江)
 思いきりよく右アッパーを振る伊藤だったが、三輪のパンチで右目上をカット。初回から出血に悩まされることになる。しかし伊藤は2回、三輪が右を振って左を返したところにスリークォーター気味の軌道のパンチを合わせてダウンを奪った。しかし最終回、勝負をかけて開始から突進する三輪が、負けずに迎え撃つ伊藤を右ストレートでロープに飛ばして連打で倒し、試合をひっくり返した。

◇S・フェザー級
長谷和紀(トヤマ)[KO2回2分38秒]岡田和晃(富士)
 開始から回転の早い連打で前に出た長谷の左フックで岡田が一瞬ぐらつく。スピーディーなコンビを繋いで動く長谷。最後は左フックで倒すと岡田はリングに頭を打つ倒れ方。立ち上がったがフラつき、カウント中にタオルが投げ込まれた。

◇S・ライト級
藤田裕崇(名古屋大橋)[TKO4回1分4秒]片岡晃誠(蟹江)
 前に出る藤田の圧力の対応に追われる片岡だが、コツコツと応戦する。力んだ藤田のパンチは空回っているように見え、片岡もうまく挽回した。当たったら終わらせてしまうのではないかと思わせる威力がありそうな藤田のスイングだが、力の抜けないまま最終回を迎え、強引になぎ倒したという印象だった。

◇フライ級8回戦
村上勝也(薬師寺)[3-0(79-73×3)]冨田真(HEIWA)
 両者は今年3月に対戦し、村上が1年8ヶ月振りの試合を勝利で飾り、日本フライ級13位にランクされた。3年前の中日本同級新人王でMVPの村上と、同大会のミニマム級決勝で敗れた冨田では見た目の体格が明らかに違う。

 初回、村上の右ショートが炸裂し、冨田は腰を落とした。とにかく中に入りたい小柄な冨田に対し、村上はステップと左を伸ばしてスペースを作ると、右を打ち下ろし、アッパーで迎え撃つ。同じ様な展開が続いていく中、中に入りたいはずの冨田は、中に入っても何も出来ず、5回には村上の右で顔面を跳ね上げられ、6回になると頭で減点1を科された。

 倒さなければ勝てない冨田と無理をしない村上。変わらない展開に揉み合い度だけ濃くなってきたラストだったが、最後10秒は両者無防備に打ち合い、大きな歓声の中、試合終了のゴングが打ち鳴らされた。

◇フライ級4回戦
鈴木尊虎(トコナメ)[3-0(40-37、39-37、39-38)]山崎隼人(名古屋大橋)

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