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尼崎 井上夕雅が亀山大輝との新人王対決制す

2019年8月10日 23時22分

 ワイルドビートジム主催の「第9回ボクシングビート」は10日、兵庫県尼崎市のエーリックホールで開かれ、メインのL・フライ級6回戦は17年ミニマム級全日本新人王、井上夕雅(20=尼崎亀谷)と18年S・フライ級全日本新人王、亀山大輝(22=ワタナベ)の新人王同士が対戦、井上が決定打を欠きながらも、終始攻めて2-1の判定勝利を飾った。

井上(右)は小差で亀山を退けた

 開始から打ち合いとなり、サウスポーの亀山がフットワークを生かして、右フックをヒット。井上も前進を図ってボディ中心の攻撃を展開した。亀山は動きが早く、井上は連打が見舞えない。亀山は下がりながらも、左右フックをヒットするも、正確さを欠き、井上の反撃を許した。

4回には井上の右ボディで一瞬亀山の動きが止まった。しかし、亀山は5、6回とよく動き、井上のパンチを空振りさせた。際どい判定となったが、攻勢が認められて井上が競り勝った。井上は8勝1KO1敗1分、亀山は7勝2KO4敗1分。

◇L・フライ級6回戦
井上夕雅(尼崎亀谷)[2-1(58-57×2、56-59)]亀山大輝(ワタナベ)

◇54.6キロ6回戦
竹嶋海刀(勝輝)[TKO6回35秒]濱口稜生(エディタウンゼント)

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