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2019年9月11日水曜日

50歳目前の“鉄人”池山が花形と3度目の正直 
あす女子ダブル世界戦 宮尾綾香は正規王者と

 あす12日後楽園ホールでゴングとなる「Victoriva」の記者会見と計量が11日、日本ボクシングコミッションで行われ、IBF女子アトム級王者の花形冴美(花形)が46.2キロ、挑戦者の池山直(フュチュール)が45.8キロ、WBA女子アトム級王座統一戦に出場する正規王者モンセラット・アラルコン(メキシコ)が45.5キロ、暫定王者の宮尾綾香(ワタナベ)が46.0キロでリミットの46.2キロをクリアした。

3度目の対戦となる花形(左)と池山

 花形は昨年9月、IBF王座決定戦で元世界王者の黒木優子(YuKOフィットネス)を下して、実に5度目の挑戦で世界タイトルを獲得した。このうち2度はWBO王者だった池山に挑戦してドロー。花形と池山は立場を入れ替えて3度目の対戦となる。

 花形は「いままでは勝たなくちゃいけない、という気持ちが強かったけど、世界王者になって何でも楽しんでやれるようになった」と殻を破って精神的にゆとりが出た様子「池山選手は前に出てくる。自分は変化をつけながら、打ち合うところは打ち合って、明確な勝利で決着をつけたい」と完全決着を予告した。

 一方、18日に50歳を迎える“鉄人”池山は「まだやり残したことがあるような気がする」と現役にこだわってきた。岡山で公務員として暮らし、週末に京都のジムまで通う生活はいまでも変わりはない。

 花形との過去2試合は王者だったため、ドローでもベルトを手放すことはなかったが、今回はドローなら挑戦失敗に終わる。2本目のベルトを狙う池山は「前に出るスタイルは変わらないし、変えるつもりはない。それができれば納得した試合になると思う」と自分のスタイルを貫く考えだ。

王者アラルコン(左)と暫定王者宮尾

 その池山を昨年11月に下して暫定王座に就いたのが宮尾。昨年11月にもアラルコンに挑戦予定が、相手のけがで暫定王座設置となった経緯があり、好戦的なアラルコン対策は昨秋から取り組んでいる。

 かつてWBAアトム級王座を5度防衛した宮尾も36歳となり、「先は長くないのでベルトを統一したい。これは夢ではなく目標」と宣言。まずは1本目のベルトをしっかり手に入れ、4団体統一へ突き進む。

 あすの興行はすべて女子の試合。アンダーカードでは、デビューから3連勝の女子日本アトム級王者、松田恵里(TEAM10COUNT)がモンブランみき(Reason押上)と初防衛戦を行う。