花形冴美が激戦制しV1 試合後に結婚を宣言
2019年9月12日 21時37分
2019年9月12日 20時50分
WBA女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦が12日、後楽園ホール「Victoriva」で行われ、暫定王者の宮尾綾香(ワタナベ)は正規王者モンセラット・アラルコン(メキシコ)に2-1判定負け。王座統一はならなかった。スコアは98-92、96-94でアラルコン。96-94で宮尾。
スタートはベタ足でリズムを取るアラルコンに対し、機動力が持ち味の宮尾は出入りのボクシング。アラルコンは追い足はないものの、宮尾の入り際、距離が近づくと左右の荒っぽいフックをコンビネーションで打ち込む。宮尾は徐々に足を使わず、近距離では右ショートを軸にアラルコンに対抗した。
宮尾は6回にピッチを上げ、右を決めてペースをつかみにかかるが、逆に返しの左フックを浴びるなど抜け出すことができない。それでも飛び込んでの右などで攻勢をアピールすると、宮尾の頭も気にするアラルコンが徐々にストレスをためていったが、連打でパンチが出るのは相変わらず。最後までともに譲らず終了のゴングを聞いた。
あまり足が動かなかった36歳の宮尾は23勝6KO8敗1分(JBC公認前の戦績含む)。セコンドに元世界王者ホセ・ルイス・ブエノがついたアラルコンは13勝4敗2分。
◇女子日本アトム級タイトルマッチ6回戦
松田恵里(TEAM10COUNT)[TKO5回1分55秒]モンブランみき(Reason押上)
アウトボクサーのサウスポー松田に対し、初回はパワーで上回るモンブランが圧力をかけて右を決めた。松田は2回、スピードを生かしてペースをつかみ、左ストレートでモンブランの右目下を腫れさせる。3回も松田ペースだったが、モンブランは4回に反撃。再び右で松田に迫った。
迎えた5回、松田が左から右を返すと、これがカウンターで決まってモンブランがダウン。再開して間もなくレフェリーが試合を止めた。OPBF王座も保持する松田はデビューから無傷の4連勝(1KO)をマーク。モンブランは4勝1KO3敗1分。
◇女子アトム級8回戦
鈴木菜々江(シュウ)[3-0(77-75、78-74、79-74)]慶美奈代(真正)
前日本アトム級王者の鈴木はサイドに回りながら左フック、ボディブローを盛んに繰り出したが、小柄な慶も負けずにボディ攻め、右で対抗。互いに気持ちが前に出てもみ合いの多い展開ながら、体力で上回る鈴木が押し気味に試合を進めて慶を振り切った。鈴木は9勝1KO3敗。慶は6勝1KO5敗。
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