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“大阪決戦”京口紘人、久田哲也ともに計量一発パス

元日本王者の池原氏が世界戦初ジャッジ 
“大阪決戦”京口紘人、久田哲也ともに計量一発パス

2019年9月30日 20時51分

 WBA世界L・フライ級タイトルマッチ12回戦(大阪市・エディオンアリーナ大阪)の前日計量が30日、同アリーナ大阪で行われ、2度目の防衛を目指すスーパー王者、京口紘人(25=ワタナベ)はリミットの48.9キロ、46戦目で世界初挑戦の同級1位、久田哲也(34=ハラダ)は48.8キロでともに一発で計量をクリアした。

エリート王者京口(右)と苦節16年の挑戦者久田

 京口が大阪府和泉市出身、久田は同堺市出身とあって「大阪決戦」に両者は燃える。16年間のプロ生活の集大成にしたい久田は「すべてのボクサーがこの場に立てるわけではない。明日は僕が世界チャンピオンになる日。たくさんの人に勇気を与えるような試合をします」と必勝宣言。

 京口は「大阪で凱旋防衛を果たすのがチャンピオンになった時からの目標でした。内容にこだわり、チャンピオンらしい試合をします。ネット配信で全国のファンに試合を見てもらえるし、会場のファンの方には面白いボクシングをして、圧倒して勝てればいい」とV2に自信満々。

 試合展開について京口は「練習してきたことを出し切るだけ。久田さんは国内でしのぎを削ってこられたが、僕は世界で戦っているのでその差をみせつけます」と語ると、久田は「スロースターターと言われるが、下半身を鍛えてきたし、強い左フックだけでなく、左ボディ、左アッパーから右フックをかぶせていきたい」と打ち合いに自信をのぞかせた。

 グローブは日本製(ウイニング)で、京口がオレンジ、久田がホワイトを使用。主審は浅尾和信(日本)、ジャッジはシルベルト・アバインザ(フィリピン)、セルジオ・カイズ(米国)、池原信遂(日本)が務める。

 関西のレフェリーの池原は大阪帝拳ジム時代、元日本バンタム級王者。08年1月にはWBA世界バンタム級タイトルに挑戦経験があり、今回、初の世界戦ジャッジを任された。

 試合の模様は午後8時半から毎日放送のネット放送「MBS動画イズム」でライブ配信される。解説は元世界王者の長谷川穂積氏。

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