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元世界王者の比嘉大吾 ライセンス停止処分解除

2019年10月3日 23時25分

 日本ボクシングコミッション(JBC)は3日、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(24歳=白井・具志堅S)のボクサーライセンス無期限停止処分を解除したと発表した。

ようやく復帰のめどがついた比嘉

 比嘉は18年4月、WBC王座の3度目の防衛戦で計量失格。王座をはく奪され、JBCは比嘉に対してライセンスの無期限停止処分を下した。

 JBCは処分を下した時点で、白井・具志堅ジムに対して、コンディションの管理報告、階級アップなどを停止処分解除の条件として示し、同ジムが先月、JBCに対して改善策を報告した。ひとまずはバンタム級で復帰戦を行う見込み。

 沖縄出身の比嘉は17年5月、無敗のままWBC世界フライ級王座を獲得。2度の防衛を成功させるとともに、国内タイ記録となる15連続KO勝ちをマークした。18年4月、クリストファー・ロサレス(ニカラグア)の試合前日に計量失格で王座はく奪。翌日の試合には出場したものの、プロ初黒星を喫した。戦績は15勝15KO1敗。

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