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スーパー王者スミスが暫定退治 WBA・S・ミドル級

2019年11月24日 17時51分

 23日(日本時間24日)英国リバプールのエコー・アリーナでゴングが鳴ったWBA世界S・ミドル級タイトルマッチは、“スーパー”王者カラム・スミス(英=写真)が同級暫定王者ジョン・ライダー(英)に12回3-0判定勝利。2度目の防衛に成功し、同級“レギュラー”王者で同時3階級制覇のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)らとのビッグマッチをアピールした。

 賭け率25-1で絶対有利を予想されたスミスに、これまで何度もその強打で番狂わせを起こしたライダーが善戦。6回ようやく優位に立ったスミスだがライダーは中盤、巧妙に立ち回り引く素振りを見せない。

 10回、アウトの距離で優勢に進めたスミスに対しラスト2回、ライダーが食い下がり終了。公式スコアカードは116-112×2、117-111でスミスが支持された。

 スミスは27勝19KO無敗。WBAダイヤモンド・ベルトも保持している。ライダーは28勝16KO5敗。

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