勅使河原弘晶が3連続KO防衛 OPBF・S・バンタム級
「来年は世界チャンピオンになります!」
2019年12月12日 21時45分
2019年12月12日 21時17分
日本フェザー級タイトルマッチが12日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のセミで行われ、王者の佐川遼(三迫)が挑戦者1位の日野僚(川崎新田)に3-0判定勝ち。初防衛に成功した。スコアは97-93×2、98-92。
9月の日本王座決定戦で世界ランカーの阿部麗也(KG大和)を下して戴冠した佐川はWBC11位、WBO15位にランクイン。世界ランカーとなっての初防衛戦で、タイトル初挑戦の変則サウスポー日野を迎えた。
佐川が右を、日野が左を狙ってフェイントをかけ合う滑り出し。佐川がボディを叩いてポイントを取る。独特のリズムを持つ日野は3回にジワジワとプレスをかけて左フックをヒット、チャンスを作った。日野は5回も単発ながら左フック、右フックをクリーンヒット。前半を終わっての採点は49-46、48-47で佐川、48-47で日野と割れた。
7回、佐川が右をヒットしてチャンスを作り、ボディも決めて攻勢に出ると、日野も右フックを決めて反撃。しかし体力で勝る佐川が右で日野を下がらせ、ペースを掌握していった。その後も佐川は動きの鈍った日野にボディ、右ストレート、左フックを打ち込み、リードを広げて勝利した。
佐川は9勝4KO1敗。「日野選手は独特なので研究した成果が出たと思う。初防衛してチャンピオンとして自信を持てると思う。次は森岡ジムの丸田陽七太選手と決まっているので、しっかり対策していきたい」。日野は印象的なパンチを決めたものの終盤ペースダウンした。13勝8KO2敗2分。
◇日本ユース・バンタム級王座決定8回戦
石井渡士也(REBOOT.IBA)[TKO4回30秒] 石川春樹(RK蒲田)
ともに瞬発力があり、思い切りがよかった。ジャブで上回る日本バンタム級14位の石井に対し、石川がインサイドに入っていくが、ラウンド終盤、石井が近距離で左フックを決めて石川をキャンバスに送った。2回はスタートから石井が圧力をかけたが、今度は石川の左フックでが炸裂して石井が尻からダウンした。
試合が再開されるど左フックの相打ちで危うくダブルノックダウンというシーンを潜り抜け、激しいパンチの交換に突入。より正確にパンチをヒットしたのは石井だった。石井は3回、圧力の弱まった石川にジャブ、左フックをヒット。4回に右カウンターを決めると、石川が崩れ落ち、即ストップとなった。
埼玉・花咲徳栄高でインターハイ準優勝の経験がある石川はプロ3戦目でユース王座獲得。デビューから3連勝2KOをマーク。石川は8勝6KO
◇フェザー級8回戦
三浦仁(三迫)[引き分け1-0(77-75、76-76×2)]河村真吾(ミツキ)
9月に大阪での対戦は偶然のバッティングで2回負傷引き分け。ダイレクトリマッチは初回、日本S・バンタム級16位の三浦が同10位のサウスポー河村にうまくジャブを当てて好スタートを切ったと思われたが、河村の左カウンターで三浦がダウンという幕開け。三浦は有効打で右目上部を切った。
三浦は2回に右を決めて反撃。ここから三浦が右フックを軸に手数で上回り、河村が左ストレートと右フックをコツコツと決め、両者ともにダメージを蓄積していった。6回に三浦がボディ攻撃で河村にダメージを与え、7回は河村が左を決めてラッシュ。最終回は両者ともに死力を尽くして打ち合った。三浦は10勝1KO3敗4分。3戦連続ドローの河村は15勝8KO6敗4分。
◇バンタム級6回戦
木村天汰郎(駿河男児)[引き分け1-0(58-56、57-57×2)]義元得拳(神奈川渥美)
2025年4月22日 8時48分
2025年4月21日 19時45分
2025年4月21日 18時21分
2025年4月21日 8時18分
2025年4月21日 8時08分
2025年4月20日 20時30分