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注目ウェルター級 永野vs.小原は2.1ダイナミック

3冠王者の吉野修一郎 2.13日本ライト級V5戦 
注目ウェルター級 永野vs.小原は2.1ダイナミック

2019年12月13日 11時18分

 2020年、注目の日本タイトルマッチ2試合の日程が決まった。WBOアジアパシフィック&OPBF&日本ライト級王者の吉野は2月13日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」で指名挑戦者の富岡樹(REBOOT.IBA)を迎えて日本王座の5度目の防衛戦を行う。

安定王者の吉野(右)は若い富岡を挑戦者に迎える

 アマチュアで豊富なキャリアを積んだ吉野はデビューから無傷の11連勝(9KO)をマーク。ここ最近はライト級で図抜けた実力を発揮し、そろそろステップアップの段階に来ている。12日、後楽園ホールのリングに上がった吉野は「この試合に勝って世界に行きます」と高らかに宣言した。

 富岡(7勝2KO2敗1分)は18年7月、OPBF王座を最終的に11度防衛した中谷正義(引退)戦に続き今度は吉野へのチャレンジ。圧倒的な実力者に臆せず向かっていく姿勢は賞賛に値する。同じく12日のリングでは「僕のほうが負けるという予想があるけど自信があります。このチャンスをものにします」と力強く宣戦布告した。

小原(左)と永野、見逃したくない一戦だ

 注目の日本ウェルター級タイトルマッチ、王者・永野祐樹(帝拳)vs.挑戦者・小原佳太(三迫)は2月1日、後楽園ホール「ダイナミックグローブ」にセットされた。

 強打の左ストレートを武器とする永野(17勝13KO2敗)はこれが2度目の防衛戦。2月1日はチャンピオンとしてリングに上がるが、2人の立ち位置を比べると永野のほうがチャレンジャーと言えるだろう。

 世界挑戦経験もある小原(22勝20KO4敗1分)は3月のIBF世界挑戦者決定戦に敗れたあと、外国人選手とのイージーな試合を嫌ってあえて日本タイトル挑戦者決定戦に出場。これに勝利して永野への挑戦権をつかんだ。勢いに乗っている日本王者を下して「やっぱり小原は強い」とファンに印象付け、再び世界の舞台に立とうとしている。

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