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IBFからは指名試合ダスマリナス戦の指令

大橋会長「候補は4人いる」 井上尚弥の次戦に言及 
IBFからは指名試合ダスマリナス戦の指令

2019年12月13日 20時27分

 大橋ジムの大橋秀行会長が13日、東京・新宿の紀伊國屋書店で開かれた自著『最強モンスター井上尚弥はこうして作った 5人の世界チャンピオンを育てた大橋流マネジメント術』(祥伝社)の出版を記念したトーク&サイン会に出席。WBA・IBF世界バンタム級王者、井上尚弥(大橋)の次戦について現状を説明した。

大橋会長は意外にも初の自著。売れ行きは好調とのことだ

 大橋会長によると井上は12日、先月7日のWBSS決勝で負った右眼窩底骨折の再検査を受け「経過は良好」との診断を受けたという。これにより来年1月中にスパーリングを再開し、2月に走り込みのキャンプというスケジュールで、4月ごろにラスベガスで予定される試合に向け準備を進めていくことになる。

 対戦相手について大橋会長は、IBFがランキング1位のマイケル・ダスマリナス(比)との指名試合を通告してきたことを明かした上で、これを受け入れるかどうかについては「これから決める」と語るにとどめた。

 対戦相手にはダスマリナスを含めて「4人ほど候補がいる」と大橋会長。井上が対戦を希望したWBO王者ジョンリール・カシメロ(比)、さらにはWBSS初戦で当時のIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と接戦を演じたジェーソン・モロニー(豪)の名前も挙げた。

 また、WBCがバンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(仏)の指名挑戦者をノニト・ドネア(比)としたことについては「ちょっとロドリゲスがかわいそうに思う」とコメント。挑戦者決定戦に進みながら対戦相手ルイス・ネリ(メキシコ)の計量失格で試合のなくなったロドリゲスを思いやった。

 その上で「拓真をいずれWBCに再挑戦させたい」とどちらが勝利しても拓真をWBC王座に再挑戦させる方針を示した。先月の試合でウバーリに敗れた拓真は5月に国内で再起戦を予定している。

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