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寺地拳四朗「きれいなカウンターでKOを」

2年半ぶりの八重樫東「挑戦者の立場が合っている」 
寺地拳四朗「きれいなカウンターでKOを」

2019年12月21日 16時57分

 IBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に挑戦する3階級制覇王者の八重樫東(大橋)、WBC世界L・フライ級王座の7度目の防衛戦に臨む寺地拳四朗(BMB)も21日、ホテルグランドパレスで開かれたトリプル世界タイトルマッチの記者会見で元気な姿を見せた。

ムザラネ(左)と八重樫は同級生対決だ

「2年半ぶりに世界戦の舞台に立てることをうれしく思う」と率直な思いを口にした八重樫。挑戦者として世界戦のリングに上がるのは2015年暮れ、IBF・L・フライ級王者ハビエル・メンドサ(メキシコ)に挑んで以来、4年ぶりとなる。

 八重樫は「僕はチャンピオンという立場がふさわしいか分からないけど、ファイトスタイルを含めてチャレンジャーの立場が合っていると思う。チームと一緒にどこまでもチャレンジしていきたい。明後日はきっと自分の手が挙がっていると思っている」とチャレンジャーの立場を歓迎した。

 37歳のムザラネは36歳の八重樫と日本の数え方で同級生にあたる。ムザラネは“同級生対決”を歓迎しつつ「今回も私が倒すという意気込みに変わりはない」と語り、前回5月の黒田雅之戦(後楽園ホール、判定勝ち)に続く日本での防衛に自信を見せた。

安定王者の拳四朗(左)にペタルコリンが挑む

 リングネームを拳四朗から本名の寺地拳四朗にかえてV7戦を迎えるWBC・L・フライ級王者は「今まで拳、四朗と別れていた分、今回は拳四朗という名前をしっかりアピールしたい」「いつも通りパンチをもらわず、パンチを当てて、きれいなカウンターなりでKOできればと思っている」と自信満々のコメント。

 試合1ヵ月前に急きょ挑戦者に抜擢されたランディ・ペタルコリン(比)は「拳四朗は強くスタイリッシュで、パンチを当てるのは難しいかもしれない。しかし私にも戦略がある。試合の後半に倒したい」とKO宣言で応じた。

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