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V1戦迫る村田諒太 KO宣言せず「結果がすべて」

2019年12月21日 16時17分

 トリプル世界タイトルマッチ(23日、横浜アリーナ)の記者会見が21日、東京・九段下のホテルグランドパレスで開かれ、出場6選手が決意表明した。会見にはWBA世界ミドル級チャンピオン、村田諒太(帝拳)を帝拳と共同プロモートするトップランクのCEO、ボブ・アラム氏もアメリカから駆けつけた。

村田(左)とバトラー、決戦まであと2日だ

 村田はこの日も初防衛戦の先に関する質問には一切リップサービスをしなかった。「非常にいい練習を積んできたので、練習内容をリングで出せるかどうか」。アラム氏のKOを期待する発言にも乗らず、あくまで目の前の試合に集中し、結果にこだわる考えだ。

 この日は両選手に代わり、世界的な名物プロモーターのアラム氏、ゴールデンボーイプロモーションズのロベルト・ディアス氏が試合の盛り上げにひと役買った。

 アラム氏は「村田は私が来日しなかったエンダム第1戦で論争を引き起こす判定で負け、私が直に見たエンダム第2戦は勝利した。前回KO勝ちしたロブ・ブラント戦も私は見に来た。私は勝利のお守りなんだ。KO勝利で完全決着してもらえることを期待している」と村田にエール。このときばかりは村田も「ラッキー・パーソンが来てくれて心強い」と笑顔を見せた。

御大アラム氏がアメリカから駆け付けた

 一方のディアス氏は「村田はバトラーと対戦する義務はないのに、この階級で一番危険な相手を選んだ。それは村田が真のチャンピオンである証だ。花火のような激しい試合になり、最終的にバトラーがチャンピオンになる。彼が輝くときがきたんだ」と24歳の挑戦者を鼓舞した。

 試合の模様は23日(月)午後7時からフジテレビ系列で生中継されるほか、NHKのBS8Kが午後7時50分から生中継する。アメリカではESPN+が生中継。

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