チャーロ弟がハリソンに11回KOでリベンジ
WBC・S・ウェルター級王座奪回
2019年12月22日 14時52分
2019年12月22日 9時52分
世界のヘビー級の壁は厚かった─。日本ヘビー級の第一人者、日本、OPBF、WBOアジアパシフィック同級王座を獲得してきた藤本京太郎(角海老宝石=写真)が21日(日本時間)、ロンドンのカッパーボックス・アリーナでWBOインターナショナル王者のダニエル・デュボア(英)に2回2分10秒KO負けした。
WBA13位、WBO15位の京太郎はスタートから英国ヘビー級期待の22歳、WBO6位、IBF12位のデュボアに攻め込まれた。ジャブでプレッシャーをかけられ、右ストレートにつなげられると、早くも下がらされる展開となる。
身長196センチ、引き締まった体から繰り出すデュボアのジャブ、右ストレートはシャープであってかつパワフルだ。京太郎は右ストレートをブロックで防いだものの、パワーに押されてロープまで飛ばされた。
2回、身長で10センチ以上劣る京太郎は上体を振りながら距離を詰めようと試みた。しかし1分過ぎ、ジャブの相打ちでデュボアのパンチをカウンターで食らうと尻もちをつくダウン。ここは立ち上がったが、デュボアは当然のように襲い掛かってきた。
京太郎はボディワークを使ってピンチを脱しようとし、ロープを背負いながらカウンターを狙ったが、デュボアはそれを許さない。最後は右の相打ちでデュボアのストレートが先に炸裂。京太郎がキャンバスに大の字となり、試合は終わった。
「ボクサー人生のひと区切りになる」と覚悟を決めて英国に乗り込んだ33歳の藤本は無念。21勝13KO2敗。2012年大みそか、OPBF王者ソロモン・ハウモノ(豪)戦以来の黒星で、夢の世界挑戦が遠のいた。空位のWBC同級シルバー王座も手にしたデュボアはデビューから無傷の14連勝(13KO)をマーク。Photos/SUMIO YAMADA
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