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WBC・S・ウェルター級王座奪回

チャーロ弟がハリソンに11回KOでリベンジ 
WBC・S・ウェルター級王座奪回

2019年12月22日 14時52分

 21日(日本時間22日)米カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・アリーナで行われたWBC世界S・ウェルター級タイトルマッチは、挑戦者で前王者のジャーメル・チャーロ(米=写真)が王者トニー・ハリソン(米)に11回2分28秒ストップ勝ち。1年前ハリソンに奪われたベルトを奪回した。ハリソンは初防衛に失敗した。

 リベンジに燃えるチャーロが2回終了間際、左フックでハリソンをキャンバスに落とす。しかし立て直したハリソンは3回から巧妙なアウトボクシングで対処。中盤、距離をキープしながら右を中心にパンチの的中率で勝り、ポイントを連取したように見えた。

 11回、トリッキーなポーズを見せ余裕を感じさせる王者だったが、チャーロの左ロングフックが命中。追撃を浴びてコーナーに沈んだハリソンにカウント後チャーロは猛攻。3度目のダウンを喫したハリソンは続行が許されたがロープを背負い連打に晒されストップされた(カリフォルニア州ルールで裁定はKO)。

 双生児兄弟の兄ジャモール・チャーロ(WBC世界ミドル級王者)の祝福を受けたチャーロは33勝17KO1敗。ストップに不満を表したハリソンは28勝21KO3敗。

 セミのヘビー級10回戦はスリリング。無敗のホープ、エフェ・アジャグバ(ナイジェリア)がイアーゴ・キラージ(ジョージア)とダウン応酬。最後アジャグバ(12勝10KO無敗)が5回2分9秒KO勝ちで決着をつけた。

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