石田匠が判定負け IBF・S・フライ級挑戦者決定戦
2019年12月29日 7時54分
2019年12月28日 16時13分
大みそかの大田区総合体育館でWBO世界フライ級王者、田中恒成(畑中)にチャレンジする挑戦者10位ウラン・トロハツ(中)が28日、東京・五反田のワタナベジムでメディアに練習を公開した。
トロハツが強力な援軍を得た。キューバ人トレーナーのペドロ・ディアス氏が今回の試合からトロハツをバックアップしているのだ。数々のビッグネームをサポートしてきたディアス氏は「田中は素晴らしいボクサーだが、必ず穴はある」と早くもチャンピオン陣営に揺さぶりをかけた。
もともとトロハツをプロモートする中国のリウ・ガン氏が1992年バルセロナ五輪に選手として出場した際、ディアス氏が中国チームをコーチしたのがすべての始まり。引退後、プロモーター兼マネジャーになったリウ氏が傘下のWBAフェザー級王者シュ・ツァン(中)にディアス氏をつけ、今回はトロハツの挑戦にディアス氏の力を借りたという流れだ。ディアス氏は17年に村田諒太(帝拳)と2度対戦したアッサン・エンダムのトレーナーとして来日している。
リウ氏は3階級制覇王者、田中(14勝8KO)の壁が厚いことを認めながら、「ウランはジャブもフックもアッパーも強い。特にアッパーが得意だ」とアピール。トロハツ(13勝6KO3敗1分)は「初めての世界戦にワクワクしている。これは自分のボクシング人生で最大のチャンス」と並々ならぬ意気込みだ。
トロハツは政治問題などで話題に上る新疆ウイグル自治区出身。少数民族のカザフ族であり、貧しい暮らしから脱しようと13歳でボクシングを始めた。26歳で初めて世界タイトルマッチのチャンスを手にしたトロハツ。ディアス氏のサポートを受けて番狂わせを起こそうとしている。
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