日本王者の久我勇作 悪夢の初回ワンパンチKO負け
WBOアジアパシフィック王座決定戦
2019年12月31日 15時02分
2019年12月31日 14時12分
WBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチが31日、大田区総合体育館のオープニングマッチで行われ、王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が挑戦者4位レイ・ロリト(大成)に5回2分13秒KO勝ち。初防衛に成功した。
熊本・開新高で高校5冠を獲得、プロ4戦目の7月にWBOアジアパシフィック王座を獲得した重岡の初防衛戦。WBAミニマム級4位にランクされ、17年7月にWBA同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)とフルラウンド戦ったロリトを迎えた。
サウスポー対決。初回から両者ともにアグレッシブに攻め、ラウンド中盤、ロリトの右フックに重岡が左フックを合わせると、これがピタリを決まってロリトがダウン。重岡が好スタートを切った。
2回も重岡は左ストレート、ボディ攻撃を軸にバランスよく攻めたが、3回にロリトの左ストレートがクリーンヒットして一転ピンチに。畳かけられたが、ここなフットワークを使って切り抜けた。
スピードで上回る重岡はここから脚をよく動かし、ヒット・アンド・アウェイで試合を組み立てた。上下にパンチを打ち分け、ロリトにダメージを与えたが、ロリトの左をもらうシーンがあって勝負の行方は分からない。
5回もロリトが左から攻勢を仕掛けたが、ここから重岡が反撃し、最後はカウンターの左でロリトをキャンバスへ。ロリトは辛うじて立ち上がったものの、10カウントが数えられた。今年デビューした兄、優大と兄弟世界王者を目指す重岡は5勝4KO。大成ジムと契約して初戦だったロリトは25勝17KO15敗。
重岡の話「本当にもう自分はビッグマウスで、一発ももらわずに倒すつもりだったけど、まだ経験不足でいろいろと勉強になった試合でした。デカいことは言えないですけど、ずっと世界を獲ると言っているので、来年必ず世界を獲りたい」
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