アンドラーデ楽勝 WBOミドル級V3成功
2020年1月31日 16時32分
2020年1月31日 16時26分
日本ウェルター級タイトルマッチの計量が31日、日本ボクシングコミッションで行われ、チャンピオン永野祐樹(帝拳)、1位挑戦者小原佳太(三迫)ともに200グラム・アンダーの66.4キロで一発合格した。この試合はチャンピオンカーニバルの開幕カードとなる。
サウスポーの永野は昨年のカーニバルで矢田良太(グリーンツダ)からTKOで王座を奪取しMVPも獲得。今回は2度目の防衛戦で最大の強敵・小原を迎える。
「小原選手のほうが格上。チャレンジャーの気持ちで挑みます」と永野。世界挑戦も経験して実績で上の小原に対し、「普通にボクシングをすれば勝てない。嫌がる距離で戦う。距離を詰めてガンガン攻めたい」とやるべきことを明確にあげた。
試合に向けては、武器の左連打以外の練習を中心に取り組んできたという。ボディ打ちや左ストレートからの返しの右フック等、これまであまり打っていなかったパンチを磨いた。
もともと日本王者を目標にボクシングをスタートした永野。それを前回のカーニバルでかなえ、世界ランク(IBF4位)も持つ小原というよきライバルを得た今はさらに上も目指す。「しっかりと小原選手に勝ちたい。小原選手には申し訳ないですが引退していただいて、自分が世界に行きます」と宣言した。
一方の小原は「いつも通りのコンディション」とベテランらしく落ち着いているが、「試合直前になって緊張、怖さも出てきた。いい緊張感だと思うし、これを乗り越えてKOで勝ちたい」。日本タイトルマッチは実に6年ぶりだ。
もう一度世界を目指す過程で緊張感を保つため、あえて日本人強豪との対決を求めていた。「負ければ僕も永野チャンピオンに引導を渡されることになる。しっかりそれを蹴り返したい」と、こちらも懸ける思いは強い。
永野との試合については、打たせずに打って中盤KOが理想としながらも、打ち合いになると覚悟している。「どっこいどっこいの展開になるかもしれませんが、そこで勝ちたい。KO決着になると思います」
「世界は今でも夢」と語る小原。今は海外のリングで世界ランカーに勝つことを大きなモチベーションにしているが、そのためにも永野に負けられないという。「あの場所にもう一度行きたい」と言葉に力を込めた。
両者の戦績は、永野が17勝13KO2敗、小原が22勝20KO4敗1分。
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