2020年2月15日土曜日

井上尚弥が“仮想カシメロ”と本格スパー開始 
合宿で発熱も「今は限界を突破して調子がいい」

 WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)が15日、弟の前WBC同級暫定王者、拓真と横浜市内のジムで神奈川県大和税務署のe-TAX広報大使就任式に出席。確定申告をアピールした。

確定申告をPRする尚弥(右)と拓真

 広報大使委嘱状を香野義吉・大和税務署長から受け取った2人はスマホによる確定申告を体験。井上は「この時期は(税金を)払った分、これくらいやってきたんだ、ということを感じる時期」と確定申告の感想を述べ、拓真は「時間のない人でも自宅で申告できるので便利」とスマホでの確定申告をPRした。

 井上は今月上旬のグアム合宿で筋肉疲労により高熱を発症。MVPを獲得した7日の年間表彰式を欠席した。井上はこの日、「限界まで追い込むとなるんですかね。以前にも2回くらい似たようなことがあった。でも1日で治りました」と説明。「今は限界を突破して調子がいい」と笑顔を見せた。

 4月25日、ラスベガスで行われるWBO王者ジョンリール・カシメロ(比)との3団体統一戦に向け、フィリピンからアルバート・パガラ(WBO・S・バンタム級6位)、KJ・カタラジャ(WBO・S・フライ級12位)が来日。13日に初めてスパーリングを行った。

 パガラはノニト・ドネア戦の前に、カタラジャはエマヌエル・ロドリゲス戦前にもパートナーを務めており、「2人とも対戦相手のスタイルに似せてやってくれるのでありがたい」と井上が信頼を寄せるパートナーだ。

 今後しばらくはカシメロの同胞パートナーと対策を重ねていくが、井上は「カシメロの得意なパンチをどうよけて、どう打ち込むかを考えて練習している。右アッパーなんてほんと思い切り打ちますから」とこの段階から対戦相手をしっかりイメージ。残り2ヵ月あまりできっちり仕上げていくつもりだ。

地元の大和税務署のe-TAX広報大使に就任

 11月にWBC正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(仏)に敗れた拓真は5月に復帰戦を予定。こちらもフィリピン人パートナーとのスパーリングに入った。

 現在は「山場を作るとか、相手がひるんだすきを逃さないとかを意識して練習している」とのこと。兄に同行してアメリカに3週間滞在する期間、現地のジムでスパーリングができる見込みで、「向こうでスパーリングできるのが楽しみ」と腕を撫した。


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