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田中教仁は判定負け WBAミニマム級王座獲得失敗

2020年3月3日 18時49分

 WBA世界ミニマム級タイトルマッチが3日、タイのナコンサワン市庁舎前野外特設リングで行われ、前日本同級王者で挑戦者10位の田中教仁(三迫=写真)はスーパー王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に0-3判定負け。王座獲得はならなかった。

 田中は序盤から馬力のあるノックアウトに押され気味。3回にダウンを奪われて劣勢に立たされた。中盤以降、体をぶつけながら左右のボディ打ち、アッパーで圧力をかけるノックアウトに対し、田中も右の一発と左フックで状況を打開しようと試みた。しかし最後まで気力を振り絞って戦ったものの、形勢を逆転することはできず終了のゴングを聞いた。

 世界初挑戦に失敗の35歳、田中は19勝10KO8敗。暫定王者から正規王者に昇格したノックアウトは正規王座の9度目の防衛に成功。暫定タイトルから数えるとV12。戦績は20勝7KOで無敗をキープした。

 日本人選手のタイにおける世界タイトルマッチは、1963年にファイティング原田がポーン・キングピッチに世界フライ級王座を奪われたのを皮切りに25敗1分。暫定戦では、2013年に江藤光喜(白井・具志堅S)がWBA暫定王座を獲得している。

■ミニマム級世界王者
WBAスーパー ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)
WBC ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)
IBF ペドロ・タドゥラン(比)
WBO ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)

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