2020年3月25日水曜日

堤駿斗「ここからはい上がる」世界最終予選に望み 
連盟が五輪延期で声明 代表内定選手は不動

 日本ボクシング連盟は25日、東京オリンピック・パラリンピックの延期決定を受け、内田貞信会長と3選手の声明を発表した。内田会長は延期について「選手のことを第一に考えた判断。IOCや日本政府、日本オリンピック委員会等に感謝します」と今回の決定を評価した。

左から成松、岡澤、堤

 五輪出場を決めている選手は現時点で男女合わせて6人。今月ヨルダンで行われたアジア・オセアニア予選で、男子ウェルター級の岡澤セオン(鹿児島県体育協会)、女子フライ級の並木月海(自衛隊)、フェザー級の入江聖奈(日体大)が出場権を獲得した。

 その後の代表選考会議で、男子フライ級の田中亮明(岐阜・中京高教員)ライト級の成松大介(自衛隊)、ミドル級の森脇唯人(自衛隊)の3人が、これまでの実績などを考慮されて追加となった。

 残る選手は5月の世界最終予選で出場権獲得を目指すはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により最終予選は中止になった。内田会長はアジア・オセアニア予選の結果は「不動」と上記6選手のポジションを確約した上で、世界最終予選については「日程や場所について、できるだけ早期に発していただきたい」とIOCに訴えた。

 先のアジア・オセアニア予選で出場権をつかめなかったフェザー級のホープ、堤駿斗(東洋大)は「ここからはい上がってオリンピックで金メダルを獲得したい」と意気込みを表明した。3選手の声明は以下の通り。

成松大介「まずは新型コロナウイルス感染拡大の終息を願っています。オリンピック1年延期については、問題ありません。最大限の努力をして、メダルを獲得するという目標が変わることはありません」

岡澤セオン「オリンピックが1年延期となることは、新型コロナウイルス感染拡大のことを考えると、当然の結果だと思います。まずは、国民の皆様が乗り切ってもらいたいと思います。私たちにできることは、自ら楽しむことはもちろんですが、感動を与えることです。新型コロナウイルスのことで世界中の人の沈んだ気持ちを吹き飛ばせるように準備をしていきます」

堤駿斗「オリンピック1年延期については、一日も早い終息を期待しています。オリンピックの出場権を取れいない私にとって、世界最終予選が開催される可能性が出てきたことに大きな期待を持っています。ここから這い上がってオリンピック金メダル獲得をしたいと考えています」


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