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危篤のメキシコ選手死亡

2013年10月23日 12時07分

 19日(日本時間20日)メキシコのカボ・サンルーカスでの試合でKO負けした元S・バンタム級ランカー、フランシスコ“フランキー”レアル(メキシコ)が22日朝、米サンディエゴの病院で26歳の生涯を閉じた。死因は試合で被ったダメージで脳に凝血が見られることと報じられる。

 同国人のラウル・イラレス(WBC・S・バンタム級16位)に8回KO負けしたレアルは終了とともに意識を失い病院に入院。昏睡状態が続いたため、米国側のサンディエゴへ搬送されて治療を受けたが帰らぬ人となった。終身レコードは20勝13KO8敗3分。

 試合のプロモーター、サンフェル・プロモーションのフェルナンド・ベルトラン社長は「フランキー・レアルは責任感が強い好青年だった。ボクシング一家の彼の家族と触れ合い、必要なものをサポートしていきたい」と話している。

亡くなったレアル選手(右)、19日の試合から

 メキシコで死亡事故が発生したのは09年7月のマルコ・ナザレー選手(享年23)以来。奇遇にも同選手の相手は、19日の試合でメインに登場したチャベス次男オマール・チャベス(元WBA世界S・ウェルター級王者ジョアシム・アルシーンに判定勝ち)だった。

 レアルは昨年、テキサスで最終回KO負けしたエフゲニー・グラドビッチ(ロシア=現IBF世界フェザー級王者)戦でも大事には至らなかったが、試合後病院に収容されており、何らかの後遺症があったのではとの見方もされる。Photo/BoxingScene.com

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