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井上尚弥「“モンスター”はしっくりくる」 試合まであと2日、WBC王者ドネアも登場!

2021年6月18日 10時17分

 WBAスーパー&IBF世界バンタム級タイトルマッチの記者会見が17日(日本時間18日)、米ラスベガスで行われ、チャンピオンの井上尚弥(大橋)とIBF指名挑戦者のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)が決意を述べた。

井上(左)とダスマリナス

 井上は「バンタム級でナンバーワンを示すためには4つのベルトが必要」とあらためて4団体統一を強調。司会者からモンスターというニックネームについて問われると、「すごくしっくりくるようになってますし、ナオヤイノウエより先にモンスターが出てくるということは親しみもあるし、うれしく思います」と答えた。

 会見後の日本メディアのインタビューには、「すごくリラックスして調整できたし、体重もスムーズに落とすことができたので、今日ゆっくりして明日の計量に備えるだけ」と万全をアピール。話す素振りや声からも、かなり好調な様子がうかがえた。

 かつて弟の拓真のスパーリングパートナーとして来日していたダスマリナスに関しては、「横浜で会ってときと同じくすごくいいやつだなという印象を持ちましたし、いいやつのほどリングで牙をむいてくると思うので、そこは油断せずにしっかり挑みたい」。アメリカでの期待も十分に理解しているようで、「技術、テクニックをみせながらしっかりKOにつなげたい。サウスポー対策も万全ですし、かなりいいトレーニングも積んできた。あさっては有観客ということもあってかなり高いパフォーマンスが出せると思うので、いろいろな面でみせるボクシングをしたい」と続けた。

思わずドネアのベルトを奪おうと!?した井上

 この日は昼の12時から記者会見に出席し、ESPNをはじめさまざまなインタビューをこなして2時間ほどで解放された。すべてのインタビューが終わるころにWBC王者のノニト・ドネア(フィリピン)がフラリと井上が取材を受けている部屋に登場。井上がドネアの持っているWBCベルトをふざけて獲ろうとし、2人で盛り上がる場面もあったという。写真=大橋ジム提供

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