井上尚弥プレイバック 2016.5.8カルモナ戦
逆境のフルラウンドはドネア戦につながる経験
2020年5月8日 12時38分
2020年5月7日 19時01分
世界バンタム級2冠王者の井上尚弥を筆頭に有力選手が集まる大橋ジムが7月16日、後楽園ホールで無観客試合を計画。7日に開かれた日本プロボクシング協会(JPBA)の臨時理事会で明らかにされた。
JPBAと日本ボクシングコミッション(JBC)は各プロモーターに対し、7月の興行再開を目指して、試合会場と練習時における新型コロナウイルス感染防止策を提示するよう求めている。これにいち早く応じたのが大橋ジムだった。
JPBAによると、大橋ジムが計画しているのはOPBF東洋太平洋タイトルマッチと、日本タイトルマッチの2試合。消毒や手洗い、マスクといった感染防止策はもちろんのこと、試合数を限定して会場にいる人の数を減らすことでより安全性を高めようという狙いがある。
JBCの安河内剛事務局長は「1興行あたり32ラウンド以上という縛りはあるが、(この状況では)少ないラウンド数で行ってもらいたい。2試合に限定してもらったのはありがたい」と歓迎の意向で、今後も場合によっては1試合のみの興行でも認める可能性も示した。
大橋ジムの7月興行はこれで開催決定というわけではなく、提出されたプランを新型コロナウイルス対策連絡協議会が検討したうえでゴーサインを出す。もちろん緊急事態宣言の解除など、コロナをめぐる社会的な制約の緩和が大前提になる。
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