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新人王戦は7月から来年2月にかけて開催決定
2020年5月29日 16時00分
2020年5月29日 12時12分
アメリカの老舗ボクシング雑誌「ザ・リング」のオリジナルランキングを読む企画、今回はフェザー級だ。リング誌認定チャンピオンは空位で、トップに立つジョシュ・ウォーリントン、続くゲーリー・ラッセルJrはやや地味な印象か。歴代の日本人世界王者の意外に少ないフェザー級をチェックしてみよう。
■フェザー級
C 空位
1 ジョシュ・ウォーリントン(英=IBF王者)
2 ゲーリー・ラッセルJr(米=WBC王者)
3 シュ・ツァン(中=WBA王者)
4 シャクール・スティーブンソン(米=WBO王者)
5 マーク・マグサヨ(比)
6 キッド・ギャラード(英)
7 ツグスソグ・ニヤンバヤル(モンゴル)
8 ルーベン・ビラ(米)
9 ジェシー・マグダレノ(米)
10 ミゲル・マリアガ(コロンビア)
1位のウォーリントンは18年に同胞のリー・セルビーから王座を奪い、初防衛戦で2階級制覇王者カール・フランプトンを退けて名を挙げた。IBF王座は3度防衛して戦績は30勝7KO無敗。数字が示すように一発の威力はないが、手数で勝負するラッシャーだ。
一時は、WBAスーパー王者に認定されるレオ・サンタクルス(メキシコ)との対戦を希望していたが、サンタクルスはS・フェザー級を主戦場とする模様。ターゲットをWBA王者シュに変更し、2団体統一戦は内定したとも報じられた。
そのシュは3位。地味にコツコツ攻めるチャンピオンで、ウォーリントンと対戦すればノンストップのパンチ交換が見られるかもしれない。迫力にはまったく欠けるものの、一戦一戦力をつけている印象だ。
運動能力が高く、試合運びのうまさも際立つラッセルJrは15年3月、ジョニー・ゴンサレスをストップしてWBC王者となった。敗戦は14年のロマチェンコ戦のみ。戴冠後の安定感は抜群とはいえ、いかんせん試合数が少ない。「年1チャンピオン」では2位も仕方がないところ。数は少なくても他団体王者との統一戦など、ファンを楽しませる試合を見せてほしい。
昨年10月にWBO王者となった4位スティーブンソンは22歳の成長株だ。スピードとアウトボクシングが武器のスティーブンソンはリオ五輪銀メダルのスター候補。10位マリアガとの初防衛戦はコロナ禍で試合前日にキャンセルとなった。時代を背負うチャンピオンだ。
5位は20勝14KO無敗のマグサヨ。18年にマネジメントのもつれで1年半の空白を作ったが19年に復帰して2試合をこなした。スピードと攻撃力が高く評価されており、これからが勝負となる。
ウォーリントンに競り負けたギャラードが6位、ラッセルに判定負けのハードヒッター、ニヤンバヤルが7位。ともに世界初挑戦は失敗ながら、それほど評価は落ちていない。まだまだチャンスはあるだろう。
8位はデビューから18連勝(5KO)をマークしている技巧派サウスポーのビラ。元S・バンタム級王者マグダレノが9位、世界戦でニコラス・ウォータース、オスカル・バルデス、ワシル・ロマチェンコと実力者の相手に抜擢されてきたマリアガが10位となっている。Photos/SUMIO YAMADA
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