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新人王戦は7月から来年2月にかけて開催決定

新型コロナ連絡協議会 客入れの条件より厳しく 
新人王戦は7月から来年2月にかけて開催決定

2020年5月29日 16時00分

 日本プロボクシング協会と日本ボクシングコミッション(JBC)は29日、新型コロナウイルス対策連絡協議会をオンラインで開催し、7月の試合再開と6月のジム再開について話し合った。新人王戦の開催が決定したことも明らかにされた。

昨年の全日本新人王。今年の決勝は来年2月に

 協議会では7月の試合再開について無観客を原則としながら、客入れについても検討してきた。しかし、今回の協議会では「客入れはかなり厳しいのではないか」との認識を共有。JBCの安河内剛事務局長は「客を入れる場合は相当厳しい条件をつけることになる」との見通しを示した。

 具体的には人数制限に加え、エレベーターの使用条件、トイレの使用方法、チケットのもぎり方など、細かいところまで明文化していく方針だという。

安河内事務局長は「たとえば客の検温一つににしても時間がかかり、長蛇の列ができる可能性もある。そういう準備ができなければ試合開催を許可できない可能性もある」と説明した。野球やサッカーに比べ、会場が屋内で小さいことも、客入れにより慎重にならざるを得ない要因となっている。

 今のところ試合再開の一発目は7月12日、名古屋市の中日ジムで新人王戦。以後、16日に後楽園ホール(OPBF&日本タイトル)、19日に沖縄、22日に後楽園ホール(日本タイトル)、25日に神戸、30日に後楽園ホール(新人王)と予定される。沖縄と神戸は客入れを検討している。

 なお新人王戦は7月から順次試合をこなし、例年12月に行われている全日本新人王決定戦を来年2月にずらして開催する。なお、プロテストは9月再開を目指す。

 また、ジムの再開にあたっては、メディカルチェックシートを作成して各ジムに配布することを決定した。チェックシートは、一般会員、プロ、練習生、スタッフらジムに出入りするすべての人を対象に、味覚・臭覚障害、のどの痛み、倦怠感、頭痛の有無、体温、体重、酸素飽和濃度を測って記入するもので、ジムの安全管理を徹底させる狙いだ。

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