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フェザー級王者スティーブンソン 無冠戦TKO勝ち

アメリカ試合再開第1弾 in ラスベガス 
フェザー級王者スティーブンソン 無冠戦TKO勝ち

2020年6月10日 15時08分

 新型コロナウイルス感染症の影響でボクシング・イベントが中止されていた米国で9日(日本時間10日)でようやくゴングが鳴った。ラスベガスのMGMグランド・コンベンションセンターでトップランク社が無観客試合を開催した。

 メインに登場したWBOフェザー級王者シャクール・スティーブンソン(米=写真)がフェリックス・カラバリョ(プエルトリコ)に6回1分31秒TKO勝ち。試合は130ポンド(S・フェザー級)契約の10回戦として行われた。

 サウスポーのスティーブンソン(22)が初回、右レバー打ちで倒して先制。その後も随所にスピードとスキルの差を見せつけるスティーブンソンがボディー攻撃を交えてリードをキープ。断続的に突進を繰り返すカラバリョ(33)につけ入るスキを与えない。

 6回、スティーブンソンの右が低打となり中断が入った後、カラバリョのパンチをかわしたフェザー級王者が右わき腹打ちから左アッパーをみぞおちに見舞うとプエルトリコ人はたまらずリング中央に崩れる。トニー・ウィークス主審はそのままストップをコールした。

 戦績を14勝8KO無敗としたスティーブンソンは快勝したが、途中で左拳を痛めたのが気になる。カラバリョは13勝9KO2敗2分。

 同じリングで五輪連続金メダリストのロベイシー・ラミレス(キューバ)が初回ジェウリ・アンドゥハル(ドミニカ共和国)を左強打で2度倒して54秒TKO勝ち。

 またヘビー級6回戦は、リオデジャネイロ五輪代表グイド・ピアネロ(イタリア)が300ポンド近い巨漢ドナルド・ヘイネスワース(米)に初回2分16秒TKO勝ちで7勝7KO無敗。同じくヘビー級6回戦で20歳の新鋭ジャレッド・アンダーソン(米)がジョニー・ラングストン(米)に3回1分55秒TKO勝ち。アマチュアで2度ナショナル王者に就いたアンダーソンは4勝4KO無敗。

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